Systemwalker for Oracleのアプリケーションリソースに対して、Systemwalker for Oracle専用の共有ディスクリソースおよびSystemwalker Centric Managerのアプリケーションリソースと依存関係を設定します。
なお、Systemwalker Centric Managerの共有ディスクを共用する場合は、Systemwalker Centric Managerのアプリケーションリソースとのみ依存関係を設定します。
リソース間の依存関係の設定はクラスタシステムのscrgadmコマンドを使用します。
# /usr/cluster/bin/scrgadm -c -j <Systemwalker for Oracleのアプリケーションリソース名> \ -y Resource_dependencies=<依存関係を設定するリソース名> <ENTER> |
リソースグループに登録するSystemwalker for Oracleのアプリケーションリソース名を指定します。
依存関係を設定するリソース名を指定します。
Systemwalker Centric ManageのアプリケーションリソースやSystemwalker for Oracle専用の共有ディスクリソース名を指定します。
実行例を以下に示します。
以下の例では、クラスタシステムに登録されている Systemwalker Centric Managerのリソース情報が[表2-1:データサービスに登録されているリソース情報(Systemwalker Centric Manager)]の内容である場合を示しています。
クラスタシステムに登録するSystemwalker for Oracleのリソース情報は、[表2-2:データサービスに登録するリソース情報(Systemwalker for Oracle)]の内容を設定してください。
以下は、Systemwalker Centric ManagerのアプリケーションリソースおよびSystemwalker for Oracle専用の共有ディスクリソースと依存関係を設定する場合です。
#/usr/cluster/bin/ scrgadm -c -j FJSVmporals \ -y Resource_dependencies=CentricMGR,FJSVmporals_STORAGE <ENTER> |
以下は、Systemwalker Centric Managerのアプリケーションリソースと依存関係を設定する場合です。
#/usr/cluster/bin/ scrgadm -c -j FJSVmporals \ -y Resource_dependencies=CentricMGR <ENTER> |