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Systemwalker for Oracle マネージャクラスタユーザーズガイド
FUJITSU Software

3.2.4 リソース間の依存関係の設定[運用系/待機系のいずれかのノードでの操作]

Systemwalker for Oracleのアプリケーションリソースに対して、Systemwalker for Oracle専用の共有ディスクリソースおよびSystemwalker Centric Managerのアプリケーションリソースと依存関係を設定します。

なお、Systemwalker Centric Managerの共有ディスクを共用する場合は、Systemwalker Centric Managerのアプリケーションリソースとのみ依存関係を設定します。


リソース間の依存関係の設定はクラスタシステムのscrgadmコマンドを使用します。

# /usr/cluster/bin/scrgadm -c -j <Systemwalker for Oracleのアプリケーションリソース名> \

-y Resource_dependencies=<依存関係を設定するリソース名> <ENTER>

Systemwalker for Oracleのアプリケーションリソース名

リソースグループに登録するSystemwalker for Oracleのアプリケーションリソース名を指定します。

依存関係を設定するリソース名

依存関係を設定するリソース名を指定します。

Systemwalker Centric ManageのアプリケーションリソースやSystemwalker for Oracle専用の共有ディスクリソース名を指定します。


実行例を以下に示します。
以下の例では、クラスタシステムに登録されている Systemwalker Centric Managerのリソース情報が[表2-1:データサービスに登録されているリソース情報(Systemwalker Centric Manager)]の内容である場合を示しています。
クラスタシステムに登録するSystemwalker for Oracleのリソース情報は、[表2-2:データサービスに登録するリソース情報(Systemwalker for Oracle)]の内容を設定してください。

以下は、Systemwalker Centric ManagerのアプリケーションリソースおよびSystemwalker for Oracle専用の共有ディスクリソースと依存関係を設定する場合です。

#/usr/cluster/bin/ scrgadm -c -j FJSVmporals \

-y Resource_dependencies=CentricMGR,FJSVmporals_STORAGE <ENTER>

以下は、Systemwalker Centric Managerのアプリケーションリソースと依存関係を設定する場合です。

#/usr/cluster/bin/ scrgadm -c -j FJSVmporals \

-y Resource_dependencies=CentricMGR <ENTER>