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Interstage Mobile Application Server V1.2.0 アプリケーション開発ガイド
FUJITSU Software

D.2.2 GCM(Android)のサンプル

  1. 開発環境を準備します。

    1.2.2 開発環境とライセンスを参照してください。

    また、GCMプッシュ通知を利用するネイティブアプリケーションを開発するための事前準備を参照して、API Key、および、Project_Number(SENDER_ID)を準備してください。

  2. IMAPSサーバ上のサンプルのプロジェクトを、開発端末上に配置します。
  3. 必要なライブラリの準備を行います。

    以下配下のプロジェクトを開発端末上に配置し、Eclipseの既存プロジェクトとしてインポートします。

    • プッシュ通知機能のプロジェクト
      Windows
      <製品インストールフォルダー>\development\android\push\native
      Linux
      /opt/FJSVimsrv/development/android/push/native

    以下を利用可能にします。

    • Google Play Services SDK
    • Google Play Services Project

    7.5.3 GCMプッシュ通知を利用するネイティブアプリケーションの開発を参考にしてください。

  4. 開発環境にサンプルプロジェクトをインポートします。

    Eclipseに、既存プロジェクトとしてサンプルプロジェクトをインポートします。

    3.で設定したGoogle Play Services Projectのプロジェクトを、サンプルプロジェクトの[プロパティ][Android]のライブラリに設定します

    また、3.で設定したプッシュ通知機能のプロジェクトを、サンプルプロジェクトの[プロパティ][Android]のライブラリに設定します。

    サンプルプロジェクトで以下を利用可能にします。

    • Android Support Library
  5. 必要なライブラリの準備を行います。

    以下のライブラリを、サンプルプロジェクトのlibsディレクトリ配下に格納します。

    • SLS API
    • imaps.jar
    • log4j-1.2.17.jar
    • httpmime-4.2.5.jar

    第4章 ネイティブアプリケーションおよび4.4 開発を参考にしてください。

  6. マニフェストファイルの設定値を確認します。

    IMAPSプッシュ通知の利用に必要な設定は、1. マニフェストファイルの修正を参照してください。

    ※サンプルプロジェクトには設定済みです。

  7. 接続先のIMAPSサーバのアドレスなどを設定します。

    プロジェクト内の以下を設定します。

    • assets/imaps/properties/imaps.properties

      imapsServerAddress=IMAPSサーバのアドレス:ポート

    • assets/push/properties/push.properties

      push.ServerAddress=IMAPSサーバのアドレス:ポート

      push.SelfCertificate=true

      push.gcm.NotificationMode=true

      push.gcm.SenderID=SENDER_ID ※

      push.AuthClassName=com.fujitsu.imaps.plugin.push.PushExtAuthImpl

    ※)SENDER_IDは、1.で取得した「Project Number」を指定します。他の定義値については付録F クライアント設定ファイルおよび付録G プッシュクライアント設定ファイルを参照してください。

  8. パッケージングします。

    開発環境のビルド方法に従ってください。

    Export Android Applicationを行う場合は、Eclipseで以下の設定をおこないます。

    • Window → Preferences
    • Androidを展開し、Lint Errorを選択します
    • Lint Error Checking Run full error check when exporting app and abort if fatal errors are foundのチェックを外します

    注意

    上記は、すべてのプロジェクトに反映されます。パッケージング後は、必要に応じて設定を元に戻してください。

  9. 配布します。

    配布方法については、"運用ガイド"" ハイブリッドアプリケーション/ネイティブアプリケーション"を参照してください。