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Symfoware Analytics Server V12.1.0 利用ガイド
FUJITSU Software

2.1.4 インストール

サーバとクライアントのインストールの手順を説明します。

注意

Windows Server 2008 R2でリモートデスクトップサービスをアプリケーションサーバモードでインストールしている場合は、以下の作業を行ってください。

  • 以下のコマンドを実行し、インストール前にインストールモードに切り替えてください。

    CHANGE USER /INSTALL
  • 以下のコマンドを実行し、インストール後に実行モードに切り替えてください。

    CHANGE USER /EXECUTE

2.1.4.1 サーバのインストール

サーバのインストールの手順を説明します。

Windows2.1.4.1.1 Windowsの場合のインストール

インストール前の作業

ポイント

インストール前に以下のマニュアルでインストール前の注意事項を確認してください。

マニュアル名

参照先

Interstage Business Analytics Modeling Server インストールガイド

インストール前の準備

Interstage Information Integrator ご案内(ソフトウェア説明書)

  • インストール前の作業

  • インストールの注意事項

hostsファイルの設定の確認

自ホスト名(hostnameやuname -nコマンドで確認できるホスト名)からIPアドレスが正しく求められる必要があります。インストール前にhostsファイルの設定を確認し、正しく名前が解決できることを確認してください。

注意

IPv6環境に導入する場合、hostsファイルのIPv6アドレスに自ホスト名および“localhost”を設定しないでください。自ホスト名および“localhost”はIPv4アドレスにだけ設定してください。また、ローカルループバックアドレス“127.0.0.1”には“localhost”を設定してください。

IPアドレスが“192.168.1.2”、自ホスト名が“myserver”の場合の例を示します。

127.0.0.1       localhost
192.168.1.2     myserver

インストール

Administratorsグループに所属するアカウント(以降、DWHサーバ管理者と呼びます)を使い、以下の手順でインストールを行います。

  1. インストールコマンド(symassvinstall.bat)のコピー
    以下のDVDをDVDドライブにセットします。

    • Symfoware Analytics Server Standard Edition メディアパック (64bit) V12.1.0 サーバプログラム4

    以下に格納されたインストールコマンドを、ローカルディスクの任意のディレクトリにコピーします。

    • [ディスクマウント先]:\symassvinstall.bat

  2. インストールの実行
    1.でセットしたDVDを取り出し、以下のDVDをDVDドライブにセットします。

    • Symfoware Analytics Server Standard Edition メディアパック (64bit) V12.1.0 サーバプログラム1

    インストールコマンドをコピーしたディレクトリで、インストールコマンドを実行します。

    symassvinstall.bat [ディスクマウント先] [DWHサーバのインストールディレクトリ] [データ加工サーバのデータ管理ディレクトリ]

    symassvinstall.bat E: C:\SymfoAS D:\symfoas\data

    参照

    インストールコマンドの詳細は、“I.1.2 symassvinstall”を参照してください。

  3. DVDの入替
    コマンドプロンプト中に以下の順番でDVDを入れ替える指示が出ますので、指示にしたがってDVDを入れ替えます。

    1. メッセージ「NOTICE: Please insert installation media SERVER PROGRAM 2.」が出力された場合、DVDを取り出し、以下のDVDをDVDドライブにセットした後、任意のキーを押してください。

      • Symfoware Analytics Server Standard Edition メディアパック (64bit) V12.1.0 サーバプログラム2

    2. メッセージ「NOTICE: Please insert installation media SERVER PROGRAM 3.」が出力された場合、DVDを取り出し、以下のDVDをDVDドライブにセットした後、任意のキーを押してください。

      • Symfoware Analytics Server Standard Edition メディアパック (64bit) V12.1.0 サーバプログラム3

    3. メッセージ「NOTICE: Please insert installation media SERVER PROGRAM 4.」が出力された場合、DVDを取り出し、以下のDVDをDVDドライブにセットした後、任意のキーを押してください。

      • Symfoware Analytics Server Standard Edition メディアパック (64bit) V12.1.0 サーバプログラム4

    参考

    DVDの入れ替えに失敗したまま任意のキーを入力した場合、メッセージ「SERVER PROGRAM [番号] installer not found. Please insert the correct media.」が出力されます。
    出力された番号のDVDをDVDドライブにセットした後、任意のキーを押してください。

  4. インストールの完了
    インストールが完了すると以下のメッセージが表示されます。

    Symfoware Analytics Server installation has finished.
  5. 再起動
    マシンの再起動を行います。

  6. インストール後にシステムドライブ配下に\Temp\Integratorディレクトリと、その配下に作業用ファイルが作成されます。インストールが成功した場合は不要のため、Tempディレクトリ以降、またはIntegratorディレクトリ以降を削除してください。

参考

インストールに失敗した場合
インストールが途中で失敗した場合、以下の手順で再インストールしてください。

  1. マシンの再起動を行います。

  2. 以下のDVDをDVDドライブにセットします。

    • Symfoware Analytics Server Standard Edition メディアパック (64bit) V12.1.0 サーバプログラム4

  3. 以下のアンインストールコマンド(symassvuninstall.bat)を、ローカルディスクの任意のディレクトリにコピーします。

    • [ディスクマウント先]:\Integration\symassvuninstall.bat

  4. アンインストールコマンドをコピーしたディレクトリで以下のコマンドを実行します。

    symassvuninstall.bat [DWHサーバのインストールディレクトリ]
  5. アンインストール完了後、マシンの再起動を行います。

  6. ログファイルを確認して、失敗した原因を取り除いてから、インストールコマンドを再実行します。

.NET Data Providerの使用について

  • .NET Data Providerを使用する場合、.NET Framework 3.5 SP1以降または.NET Framework 4.0以降のインストールが必要です。
    .NET Framework 3.5または.NET Framework 4.0以降をあとからインストールする場合は、.NET Frameworkのインストール終了後、pgx_NpgsqlRegister.exeコマンドを実行し、Fujitsu Npgsql .NET Data Providerのセットアップを行ってください。
    pgx_NpgsqlRegister.exeコマンドは以下に格納されています。

    [Symfoware Server クライアント機能インストール先ディレクトリ]\DOTNET\Bin\pgx_NpgsqlRegister.exe /x64
  • .NET Data Providerを使用しない場合、.NET Framework 3.5 SP1以降または.NET Framework 4.0以降のインストールが不要です。この時、インストール中に以下のメッセージが出力されますが、無視してください。

    WARNING: 10009: .NET Data Provider Registration failed. Registry later if necessary.

.NET Data Providerの詳細は、“Symfoware Server アプリケーション開発ガイド”の“.NET Data Provider”を参照してください。

Linux2.1.4.1.2 Linuxの場合のインストール

インストール前の作業

ポイント

インストール前に以下のマニュアルでインストール前の注意事項を確認してください。

マニュアル名

参照先

Interstage Business Analytics Modeling Server インストールガイド

インストール前の準備

Interstage Information Integrator ご案内(ソフトウェア説明書)

  • インストール前の作業

  • インストールの注意事項

hostsファイルの設定の確認

自ホスト名(hostnameやuname -nコマンドで確認できるホスト名)からIPアドレスが正しく求められる必要があります。インストール前にhostsファイルの設定を確認し、正しく名前が解決できることを確認してください。

注意

IPv6環境に導入する場合、hostsファイルのIPv6アドレスに自ホスト名および“localhost”を設定しないでください。自ホスト名および“localhost”はIPv4アドレスにだけ設定してください。また、ローカルループバックアドレス“127.0.0.1”には“localhost”を設定してください。

IPアドレスが“192.168.1.2”、自ホスト名が“myserver”の場合の例を示します。

127.0.0.1       localhost
192.168.1.2     myserver

カーネルパラメーターの編集

DWHサーバのインストール前に、/etc/sysctl.confファイルを開き、以下のカーネルパラメーターを編集します。

共用メモリ

パラメーター

設定値

種別

shmmax

2684354560

最大

shmall

(shmmaxの値)/(PAGE_SIZEの値)

ただし、小数点以下は切り上げてください。

PAGE_SIZEが4096の場合
655360

参考

PAGE_SIZEを取得するには、以下を実行します。

# getconf PAGE_SIZE

最大

shmmni

76

加算

セマフォ

パラメーター

設定値

種別

semmsl

4096

最大

semmns

46356

加算

semopm

256

最大

semmni

11748

加算

メッセージキュー

パラメーター

設定値

種別

msgmax

16384

最大

msgmnb

6273024

最大

msgmni

2599

加算

TCP/IP の送受信バッファ

パラメーター

設定値

種別

net.core.rmem_max

2097152

最大

参考

“種別”について

  • 最大
    最低限必要な値です。すでに設定されている値(初期値または、以前の設定値)が表の値以上の場合は変更不要です。

  • 加算
    すでに設定されている値(初期値または、以前の設定値)に表の値を加算してください。

カーネルパラメーターの設定例を示します。

kernel.shmmax = 68719476736
kernel.shmall = 4294967296
kernel.shmmni = 4172
kernel.sem = 4096 78356 256 11876
kernel.msgmax = 65536
kernel.msgmnb = 6273024
kernel.msgmni = 18336
net.core.rmem_max = 2097152

編集したカーネルパラメーターを有効にするために、以下のコマンドを実行してください。

# /sbin/sysctl -p /etc/sysctl.conf

以下のコマンドを実行し、設定したカーネルパラメーターが反映されていることを確認します。

# /sbin/sysctl -a

DWHサーバ管理者ユーザー作成

DWHサーバ管理者となるOSのユーザーアカウントを決定します。新規に作成したユーザーや、すでに存在するユーザーを利用します。ただし、OSのスーパーユーザー(root)をDWHサーバ管理者にすることはできません。

DWHサーバ管理者のユーザーはrootグループに作成してください。

DWHサーバ管理者となるOSのユーザーアカウントを、“symfoas”という名前で新規に作成する例を示します。

# adduser -g root symfoas
# passwd symfoas

ンストール

スーパーユーザーでログインし、以下の手順でインストールを行います。

  1. インストールコマンド(symassvinstall.sh)のコピー
    以下のDVDをDVDドライブにセットし、システムにマウントします。

    • Symfoware Analytics Server Standard Edition メディアパック (64bit) V12.1.0 サーバプログラム4

    以下に格納されたインストールコマンドを、ローカルディスクの任意のディレクトリにコピーします。

    • [ディスクマウント先]/symassvinstall.sh

    DVDをアンマウントします。

  2. インストールの実行
    インストールコマンドをコピーしたディレクトリで、インストールコマンドを実行します。

    # ./symassvinstall.sh [DVDデバイス名] [ディスクマウント先] [データ加工サーバのデータ管理ディレクトリ]

    # ./symassvinstall.sh /dev/sr0 /mnt/dvdrom /symfoas/data

    参照

    インストールコマンドの詳細は、“I.1.2 symassvinstall”を参照してください。

  3. DVDの入替
    インストールコマンド実行中に以下の順番でDVDを入れ替える指示が出ますので、指示にしたがってDVDを入れ替えます。

    1. メッセージ「NOTICE: Please insert installation media SERVER PROGRAM 1.」が出力された場合、DVDを取り出し、以下のDVDをDVDドライブにセットした後、ENTERキーを押してください。

      • Symfoware Analytics Server Standard Edition メディアパック (64bit) V12.1.0 サーバプログラム1

    2. メッセージ「NOTICE: Please insert installation media SERVER PROGRAM 2.」が出力された場合、DVDを取り出し、以下のDVDをDVDドライブにセットした後、ENTERキーを押してください。

      • Symfoware Analytics Server Standard Edition メディアパック (64bit) V12.1.0 サーバプログラム2

    3. メッセージ「NOTICE: Please insert installation media SERVER PROGRAM 3.」が出力された場合、DVDを取り出し、以下のDVDをDVDドライブにセットした後、ENTERキーを押してください。

      • Symfoware Analytics Server Standard Edition メディアパック (64bit) V12.1.0 サーバプログラム3

    4. メッセージ「NOTICE: Please insert installation media SERVER PROGRAM 4.」が出力された場合、DVDを取り出し、以下のDVDをDVDドライブにセットした後、ENTERキーを押してください。

      • Symfoware Analytics Server Standard Edition メディアパック (64bit) V12.1.0 サーバプログラム4

    参考

    DVDの入れ替えに失敗したままENTERキーを入力した場合、メッセージ「SERVER PROGRAM [番号] installer not found. Please insert the correct media.」が出力されます。
    出力された番号のDVDをDVDドライブにセットした後、ENTERキーを押してください。

  4. インストールの完了
    インストールが完了すると以下のメッセージが表示されます。

    Symfoware Analytics Server installation has finished.
  5. 再起動
    マシンの再起動を行います。

参考

インストールに失敗した場合
インストールが途中で失敗した場合、以下の手順で再インストールしてください。

  1. マシンの再起動を行います。

  2. 以下のDVDをDVDドライブにセットし、システムにマウントします。

    • Symfoware Analytics Server Standard Edition メディアパック (64bit) V12.1.0 サーバプログラム4

  3. スーパーユーザーでログイン後、以下のアンインストールコマンド(symassvuninstall.sh)を、ローカルディスクの任意のディレクトリにコピーします。

    • [ディスクマウント先]/symassvuninstall.sh

  4. アンインストールコマンドをコピーしたディレクトリで以下のコマンドを実行します。

    # ./symassvuninstall.sh
  5. アンインストール完了後、マシンの再起動を行います。

  6. ログファイルを確認して、失敗した原因を取り除いてから、インストールコマンドを再実行します。

Solaris2.1.4.1.3 Solarisの場合のインストール

DWHサーバのインストール

インストール前の作業

ポイント

インストール前に以下のマニュアルでインストール前の注意事項を確認してください。

マニュアル名

参照先

Interstage Information Integrator ご案内(ソフトウェア説明書)

  • インストール前の作業

  • インストールの注意事項

ODBCドライバマネージャのインストール

以下の手順でODBCドライバマネージャ(unixODBC)とlibtoolをインストールしてください。

注意

unixODBCの動作についてはサポート対象外です。

  1. Oracle Solaris Studioのインストール
    unixODBCとlibtoolをインストールするには、Oracle Solaris Studioのインストールが必要です。以下のサイトからOracle Solaris Studioをダウンロードして、DWHサーバ環境にインストールしてください。インストール方法の詳細は、Oracle Solaris Studioのドキュメントを確認してください。

    • http://www.oracle.com/technetwork/server-storage/solarisstudio/downloads/index.html

  2. libtoolのインストール
    unixODBCを実行するために、libtool 2.2.6以降のインストールが必要です。以下のサイトからlibtoolをダウンロードして、DWHサーバ環境にインストールしてください。

    • http://www.gnu.org/software/libtool/

    注意

    libtoolをインストールする際は、64ビットでビルドしてください。
    以下にconfigureの実行例を示します。

    ./configure CC="[Oracle Solaris Studioのインストール先]/bin/cc -xarch=v9"
  3. unixODBCのインストール

    Symfoware Analytics Serverの使用には、unixODBC 2.3以降が必要です。以下のサイトからunixODBCのソースをダウンロードして、DWHサーバ環境にインストールしてください。

    • http://www.unixodbc.org/

    注意

    • unixODBCをインストールする際は、--enable-threads=noのオプションを付与したうえで、64ビットでビルドしてください。
      以下にconfigureの実行例を示します。

      ./configure CC="[Oracle Solaris Studioのインストール先]/bin/cc -xarch=v9" --enable-threads=no
    • unixODBCのデフォルトのインストール先は、/usr/localです。

    • インストール先を変更する場合は、configure時に--prefixオプションでインストール先を指定してください。

カーネルパラメーターの編集

DWHサーバのインストール前に、/etc/projectファイルを開き、systemとuser.rootプロジェクトで、以下のカーネルパラメーターを編集します。各カーネルパラメーターは資源制御タイプ「privileged」を指定して設定します。

共用メモリ

パラメーター

設定値

種別

project.max-shm-memory

1073741824

加算

セマフォ

パラメーター

設定値

種別

project.max-sem-ids

10760

加算

process.max-sem-nsems

4096

最大

メッセージキュー

パラメーター

設定値

種別

project.max-msg-ids

1544

加算

その他

パラメーター

設定値

種別

process.max-file-descriptor

2816

最大

参考

“種別”について

  • 最大
    最低限必要な値です。すでに設定されている値(初期値または、以前の設定値)が表の値以上の場合は変更不要です。

  • 加算
    すでに設定されている値(初期値または、以前の設定値)に表の値を加算してください。

カーネルパラメーターの設定例を示します。

  • systemプロジェクト

    # projmod -s -K 'project.max-shm-memory=(privileged,2012217344,deny)' system
    # projmod -s -K 'project.max-sem-ids=(privileged,10888,deny)' system
    # projmod -s -K 'process.max-sem-nsems=(privileged,4096,deny)' system
    # projmod -s -K 'project.max-msg-ids=(privileged,1672,deny)' system
    # projmod -s -K 'process.max-file-descriptor=(privileged,67072,deny)' system
  • user.rootプロジェクト

    # projmod -s -K 'project.max-shm-memory=(privileged,2012217344,deny)' user.root
    # projmod -s -K 'project.max-sem-ids=(privileged,10888,deny)' user.root
    # projmod -s -K 'process.max-sem-nsems=(privileged,4096,deny)' user.root
    # projmod -s -K 'project.max-msg-ids=(privileged,1672,deny)' user.root
    # projmod -s -K 'process.max-file-descriptor=(privileged,67072,deny)' user.root

編集したカーネルパラメーターを有効にし、設定が反映されていることを確認するために、以下のコマンドを実行してください。

参考

データ連携機能を使用する場合は、以下のカーネルパラメーターを設定する必要があります。

  • process.max-msg-qbytes

  • process.max-msg-messages

設定方法については、“Interstage Information Integrator セットアップガイド”の“システムパラメタの設定 [UNIXの場合のみ]”を参照してください。

DWHサーバ管理者ユーザーの作成

DWHサーバ管理者となるOSのユーザーアカウントを決定します。新規に作成したユーザーや、すでに存在するユーザーを利用します。ただし、OSのスーパーユーザー(root)をDWHサーバ管理者にすることはできません。

DWHサーバ管理者のユーザーはrootグループに作成してください。

ここでは、DWHサーバ管理者となるOSのユーザーアカウントを、“symfoas”という名前で新規に作成する例を示します。

DWHサーバ管理者となるOSのユーザーアカウントを、“symfoas”という名前で新規に作成する例を示します。

# useradd -g root -d /export/home/symfoas -m symfoas
# passwd symfoas

インストール

スーパーユーザーでログインし、以下の手順でインストールを行います。

  1. インストールコマンド(symassvinstall.sh)のコピー
    以下のDVDをDVDドライブにセットし、システムにマウントします。

    • Symfoware Analytics Server Standard Edition メディアパック (64bit) V12.1.0 サーバプログラム4

    以下に格納されたインストールコマンドを、ローカルディスクの任意のディレクトリにコピーします。

    • [ディスクマウント先]/symassvinstall.sh

    DVDをアンマウントします。

  2. インストールの実行
    インストールコマンドをコピーしたディレクトリで、インストールコマンドを実行します。

    # ./symassvinstall.sh [DVDデバイス名] [ディスクマウント先]

    # ./symassvinstall.sh /dev/dsk/c0t6d0s2 /dvd/dvd0

    参照

    インストールコマンドの詳細は、“I.1.2 symassvinstall”を参照してください。

  3. DVDの入替
    インストールコマンド実行中に以下の順番でDVDを入れ替える指示が出ますので、指示にしたがってDVDを入れ替えます。

    1. メッセージ「NOTICE: Please insert installation media SERVER PROGRAM 2.」が出力された場合、DVDを取り出し、以下のDVDをDVDドライブにセットした後、ENTERキーを押してください。

      • Symfoware Analytics Server Standard Edition メディアパック (64bit) V12.1.0 サーバプログラム2

    2. メッセージ「NOTICE: Please insert installation media SERVER PROGRAM 3.」が出力された場合、DVDを取り出し、以下のDVDをDVDドライブにセットした後、ENTERキーを押してください。

      • Symfoware Analytics Server Standard Edition メディアパック (64bit) V12.1.0 サーバプログラム3

    3. メッセージ「NOTICE: Please insert installation media SERVER PROGRAM 4.」が出力された場合、DVDを取り出し、以下のDVDをDVDドライブにセットした後、ENTERキーを押してください。

      • Symfoware Analytics Server Standard Edition メディアパック (64bit) V12.1.0 サーバプログラム4

    参考

    DVDの入れ替えに失敗したままENTERキーを入力した場合、メッセージ「SERVER PROGRAM [番号] installer not found. Please insert the correct media.」が出力されます。
    出力された番号のDVDをDVDドライブにセットした後、ENTERキーを押してください。

  4. インストールの完了
    インストールが完了すると以下のメッセージが表示されます。

    Symfoware Analytics Server installation has finished.
  5. 再起動
    マシンの再起動を行います。

  6. 修正プログラムの適用
    以下の修正プログラムを適用します。適用方法は、修正情報ファイルを参照してください。

    • T010842SP-01

    • T010873SP-01

参考

インストールに失敗した場合
インストールが途中で失敗した場合、以下の手順で再インストールしてください。

  1. マシンの再起動を行います。

  2. 以下のDVDをDVDドライブにセットし、システムにマウントします。

    • Symfoware Analytics Server Standard Edition メディアパック (64bit) V12.1.0 サーバプログラム4

  3. スーパーユーザーでログイン後、以下のアンインストールコマンド(symassvuninstall.sh)を、ローカルディスクの任意のディレクトリにコピーします。

    • [ディスクマウント先]/symassvuninstall.sh

  4. アンインストールコマンドをコピーしたディレクトリで以下のコマンドを実行します。

    # ./symassvuninstall.sh
  5. アンインストール完了後、マシンの再起動を行います。

  6. ログファイルを確認して、失敗した原因を取り除いてから、インストールコマンドを再実行します。

データ加工サーバのインストール

インストール前の作業

ポイント

インストール前に以下のマニュアルでインストール前の注意事項を確認してください。

マニュアル名

参照先

Interstage Business Analytics Modeling Server インストールガイド

インストール前の準備

Symfoware Server 導入ガイド(クライアント編)

  • インストール前の作業

  • インストールの注意事項

hostsファイルの設定の確認

自ホスト名(hostnameやuname -nコマンドで確認できるホスト名)からIPアドレスが正しく求められる必要があります。インストール前にhostsファイルの設定を確認し、正しく名前が解決できることを確認してください。

注意

IPv6環境に導入する場合、hostsファイルのIPv6アドレスに自ホスト名および“localhost”を設定しないでください。自ホスト名および“localhost”はIPv4アドレスにだけ設定してください。また、ローカルループバックアドレス“127.0.0.1”には“localhost”を設定してください。

IPアドレスが“192.168.1.2”、自ホスト名が“myserver”の場合の例を示します。

127.0.0.1       localhost
192.168.1.2     myserver

インストール

Administratorsグループに所属するアカウント(以降、データ加工サーバ管理者と呼びます)を使い、以下の手順でインストールを行います。

  1. インストールコマンド(symasdpsvinstall.bat)のコピー
    以下のDVDをDVDドライブにセットします。

    • Symfoware Analytics Server Standard Edition メディアパック (64bit) V12.1.0 サーバプログラム6

    以下に格納されたインストールコマンドを、ローカルディスクの任意のディレクトリにコピーします。

    • [ディスクマウント先]:\symasdpsvinstall.bat

  2. インストールの実行
    1.でセットしたDVDを取り出し、以下のDVDをDVDドライブにセットします。

    • Symfoware Analytics Server Standard Edition メディアパック (64bit) V12.1.0 サーバプログラム1

    インストールコマンドをコピーしたディレクトリで、インストールコマンドを実行します。

    symasdpsvinstall.bat [ディスクマウント先] [データ加工サーバのインストールディレクトリ] [データ加工サーバのデータ管理ディレクトリ]

    symasdpsvinstall.bat E: C:\SymfoAS D:\symfoas\data

    参照

    インストールコマンドの詳細は、“I.1.11 symasdpsvinstall”を参照してください。

  3. DVDの入替
    コマンドプロンプト中に以下の順番でDVDを入れ替える指示が出ますので、指示にしたがってDVDを入れ替えます。

    1. メッセージ「NOTICE: Please insert installation media CLIENT PROGRAM 1.」が出力された場合、DVDを取り出し、以下のDVDをDVDドライブにセットした後、任意のキーを押してください。

      • Symfoware Analytics Server Standard Edition メディアパック (64bit) V12.1.0 クライアントプログラム1

    2. メッセージ「NOTICE: Please insert installation media SERVER PROGRAM 6.」が出力された場合、DVDを取り出し、以下のDVDをDVDドライブにセットした後、任意のキーを押してください。

      • Symfoware Analytics Server Standard Edition メディアパック (64bit) V12.1.0 サーバプログラム6

    参考

    DVDの入れ替えに失敗したまま任意のキーを入力した場合、メッセージ「SERVER/CLIENT PROGRAM [番号] installer not found. Please insert the correct media.」が出力されます。
    出力された番号のDVDをDVDドライブにセットした後、任意のキーを押してください。

  4. インストールの完了
    インストールが完了すると以下のメッセージが表示されます。

    Symfoware Analytics Server installation has finished.
  5. 再起動
    マシンの再起動を行います。

参考

インストールに失敗した場合
インストールが途中で失敗した場合、以下の手順で再インストールしてください。

  1. マシンの再起動を行います。

  2. 以下のDVDをDVDドライブにセットします。

    • Symfoware Analytics Server Standard Edition メディアパック (64bit) V12.1.0 サーバプログラム6

  3. 以下のアンインストールコマンド(symasdpsvuninstall.bat)を、ローカルディスクの任意のディレクトリにコピーします。

    • [ディスクマウント先]:\Integration\symasdpsvuninstall.bat

  4. アンインストールコマンドをコピーしたディレクトリで以下のコマンドを実行します。

    symasdpsvuninstall.bat [データ加工サーバのインストールディレクトリ]
  5. アンインストール完了後、マシンの再起動を行います。

  6. ログファイルを確認して、失敗した原因を取り除いてから、インストールコマンドを再実行します。

.NET Data Providerの使用について

  • .NET Data Providerを使用する場合、.NET Framework 3.5 SP1以降または.NET Framework 4.0以降のインストールが必要です。
    .NET Framework 3.5または.NET Framework 4.0以降をあとからインストールする場合は、.NET Frameworkのインストール終了後、pgx_NpgsqlRegister.exeコマンドを実行し、Fujitsu Npgsql .NET Data Providerのセットアップを行ってください。
    pgx_NpgsqlRegister.exeコマンドは以下に格納されています。

    [データ加工サーバのインストールディレクトリ]\symfoclient64\DOTNET\Bin\pgx_NpgsqlRegister.exe /x64
  • .NET Data Providerを使用しない場合、.NET Framework 3.5 SP1以降または.NET Framework 4.0以降のインストールが不要です。この時、インストール中に以下のメッセージが出力されますが、無視してください。

    WARNING: 10009: .NET Data Provider Registration failed. Registry later if necessary.

.NET Data Providerの詳細は、“Symfoware Server アプリケーション開発ガイド”の“.NET Data Provider”を参照してください。

2.1.4.2 クライアントのインストール

クライアントのインストールの手順を説明します。

注意

Windowsの自動実行機能(Autorun)を無効にしている場合、または動作OSがリモートデスクトップサービス(ターミナルサービス)の場合には、自動的にインストールプログラムが起動されません。「ファイル名を指定して実行」またはエクスプローラから以下のファイルを実行してください。

Z:\autorun.exe

Zには、DVDをセットしたドライブ名を指定してください。

2.1.4.2.1 データ加工クライアント機能のインストール

データ加工クライアント機能のインストールの手順を説明します。

ポイント

本マニュアルでは、推奨するインストール方法を記載しています。
インストールの詳細は、“Interstage Business Analytics Modeling Server インストールガイド”の“開発環境クライアントのインストール”を参照してください。

以下の手順でインストールします。

  1. Administratorsグループに所属するアカウントでログインします。

  2. インストーラを起動します。
    以下のDVDをDVDドライブにセットすると、自動的にインストーラが起動します。起動しない場合はautorun.exeを実行し、インストーラを起動してください。

    • Symfoware Analytics Server Standard Edition メディアパック (64bit) V12.1.0 クライアントプログラム2

    参考

    [ユーザー アカウント制御]ダイアログされた場合は、[はい]ボタンをクリックして操作を継続してください。

    操作を終了する場合は、[いいえ]ボタンをクリックしてください。

  3. 表示された画面で、[開発環境クライアントのインストール]を選択します。

  4. [ようこそ]画面が表示されます。内容を確認し、[次へ]ボタンをクリックします。

  5. [インストール先ディレクトリの選択]画面が表示されます。インストール先ディレクトリを指定し、[次へ]ボタンをクリックします。
    インストール先ディレクトリに指定できるパスは、以下のとおりです。

    • パスの長さは最大17バイトです。

    • NTFS形式のディスクを指定してください。

    • 「\\」で開始するパス、および相対パス表記での指定はできません。

    • 指定可能な文字は、半角英数字、':'、'\'、'-'、'_'です。

  6. [インストールの確認]画面が表示されます。入力内容を確認し、誤りがなければ、[確認]ボタンをクリックします。インストールが開始されます。

  7. インストールが完了すると以下の画面が表示されます。[完了]ボタンをクリックします。

2.1.4.2.2 Symfoware Serverクライアント機能のインストール

Symfoware Serverクライアント機能のインストールの手順を説明します。

ポイント

本マニュアルでは、推奨するインストール方法を記載しています。
インストールの詳細は、“Symfoware Server 導入ガイド(クライアント編)”を参照してください。

Windowsクライアントのインストール

注意

インストールプログラム実行時に以下の画面が表示されることがあります。

画面が表示された場合は、以下の手順で操作を行ってください。

  1. [インストールの完了]画面が表示されるまでインストール作業を実行します。

  2. 上記の画面で[次へ]をクリックします。

  3. 以下の画面が表示されるので、[完了]をクリックします。

  4. マシンの再起動を行います。

以下の手順でインストールします。

  1. Administratorsグループに所属するアカウントでログインします。

  2. インストーラを起動します。
    以下のDVDをDVDドライブにセットしてください。

    • Symfoware Analytics Server Standard Edition メディアパック (64bit) V12.1.0 クライアントプログラム1

    クライアント機能のDVDをDVDドライブにセットすると、自動的に[インストールメニュー]画面が表示されますので、[インストール]ボタンをクリックします。

  3. [インストール製品選択]画面が表示されます。インストール製品を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。

    参考

    アップグレードインストールまたはマルチバージョンインストールが可能な場合は、[インストール方法選択]画面が製品ごとに表示されるので、“アップグレードインストール”か“マルチバージョンインストール”を選択します。
    アップグレードインストールを選択した場合は、アップグレード(再インストール)する製品を選択します。
    選択が完了したら[次へ]ボタンをクリックします。

  4. [インストールの確認]画面が表示されます。設定内容に問題がない場合は、[次へ]ボタンをクリックします。[次へ]ボタンをクリックするとインストール処理を開始するので、手順7へ進んでください。
    設定内容を変更する場合は、[変更する]を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。

  5. インストール方法が以下の場合、[インストール先の選択]画面が製品ごとに表示されます。

    • 新規インストール

    • マルチバージョンインストール

    インストール先を入力し、[次へ]ボタンをクリックします。

  6. [インストールの確認]画面が表示されます。設定内容に問題がない場合は、[インストール]ボタンをクリックします。
    再度、設定内容を変更したい場合は、[戻る]ボタンをクリックします。

  7. 完了画面が表示されます。[完了]ボタンをクリックしてください。

    参考

    .NET Data Providerを使用する場合、.NET Framework 3.5 SP1以降または.NET Framework 4.0以降のインストールが必要です。
    .NET Framework 3.5または.NET Framework 4.0以降をあとからインストールする場合は、.NET Frameworkのインストール終了後、pgx_NpgsqlRegister.exeコマンドを実行し、Fujitsu Npgsql .NET Data Providerのセットアップを行ってください。

    pgx_NpgsqlRegister.exeコマンドは以下に格納されています。

    [Symfoware Server クライアント機能インストール先ディレクトリ]\DOTNET\Bin\pgx_NpgsqlRegister.exe /x64

    .NET Data Providerを使用しない場合、.NET Framework 3.5 SP1以降または.NET Framework 4.0以降のインストールが不要です。この時、インストール中に以下のメッセージが出力されますが、無視してください。

    WARNING: 10009: .NET Data Provider Registration failed. Registry later if necessary.

    .NET Data Providerの詳細は、“Symfoware Server アプリケーション開発ガイド”の“.NET Data Provider”を参照してください。

Linuxクライアントのインストール

以下の手順でインストールします。

注意

入力値には以下の文字が使用できます。

  • 半角英字(A-Z、a-z)、半角数字(0-9)、'-'、','および'/'

  1. スーバーユーザーへ変更をします。
    以下のコマンドを実行して、システム上でスーパーユーザーになります。

    $ su -
    Password:******
  2. DVDドライブをマウントします。
    以下のDVDをDVDドライブにセットしてください。

    • Symfoware Analytics Server Standard Edition メディアパック (64bit) V12.1.0 クライアントプログラム1

    注意

    自動マウントデーモン(autofs)によるDVDの自動マウントを行った場合、マウントオプションにnoexecが設定されるため、インストーラの起動に失敗します。この場合、mountコマンドでDVDを適切に再マウントしてからインストールを実行してください。なお、マウントされているDVDのマウントオプションについては、mountコマンドを引数なしで実行することで確認できます。

    # mount -t iso9660 -r -o loop /dev/dvd /media/dvd
    • /dev/dvdは、DVDドライブのデバイス名です。環境により異なりますので確認してください。

    • /media/dvdは、DVDをマウントするマウントポイント名です。必要に応じて作成してください。

  3. インストール処理を開始します。
    install.shコマンドを実行し、インストールを開始します。

    # cd /media/dvd
    # ./install.sh
    • /media/dvdは、DVDをマウントしたマウントポイント名です。

  4. インストール対象製品の一覧が、以下のように表示されます。
    インストールする製品の番号、または、“all”を入力してリターンキーを押します。

    インストール対象の製品は以下のとおりです。
    1: Symfoware Server Client 32bit V12.1.1
    2: Symfoware Server Client 64bit V12.1.1
    
    インストールする製品を選択してください。
    複数選択する場合は","で区切ります。(例: 1,2)
    [number,all,q](省略値はall): all
    
    選択した製品
      Symfoware Server Client 32bit V12.1.1
      Symfoware Server Client 64bit V12.1.1
    
    上記の製品をインストールしますか?
    y: 次へ進みます
    n: 再び製品を選択します
    q: インストールせずに終了します
    [y,n,q](省略値はy): y

    参考

    • 64ビット環境で32ビットのアプリケーションを実行するには、Symfoware Server Client 32bitが必要となります。

    • 選択した製品がインストールされている場合は、以下の画面が製品ごとに表示されます。
      アップグレードインストールまたは再インストールを行う場合は、[番号]を入力してリターンキーを押します。
      マルチバージョンインストールを行う場合は、[m]を入力してリターンキーを押します。

      クライアント製品(32bit)のインストール方法を選択してください。
      アップグレードインストール(再インストール)する場合は更新する製品の番号を選択してください。  (注1)
      マルチバージョンインストールする場合は m を選択してください。                               (注2)
      
      1: Symfoware Server Client 32bit V12.1.1         (注1) 
      m: マルチバージョンインストール                  (注2)
      q: インストールせずに終了します
      [number,m,q]:1

      注1) アップグレードインストールまたは再インストールが可能な製品がインストールされている場合に出力されます。

      注2) マルチバージョンインストールが可能な製品がインストールされている場合に出力されます。

  5. インストール情報の確認画面が、以下のように表示されます。設定内容に問題がない場合は、[y]を入力してリターンキーを押します。インストールを開始しますので、手順8を参照してください。
    設定内容を変更する場合は、[c]を入力してリターンキーを押します。

    インストールする製品
      Symfoware Server Client 32bit V12.1.1
        新規インストール
      Symfoware Server Client 64bit V12.1.1
        新規インストール
    
    インストールディレクトリ情報
      Symfoware Server Client 32bit V12.1.1のインストール先
        /opt/symfoclient32
      Symfoware Server Client 64bit V12.1.1のインストール先
        /opt/symfoclient64
    
    上記の情報でインストールを開始しますか?
    y: インストールを開始します
    c: 情報を変更します                  (注)
    q: インストールせずに終了します
    [y,c,q](省略値はy): c                (注)

    注) 変更可能な情報がない場合は、選択肢[c]は表示されません。

    「c:情報を変更します」を選択した場合は、本手順以降の画面が表示されます。

  6. インストール方法が以下の場合、以下の画面が製品ごとに表示されます。

    • 新規インストール

    • マルチバージョンインストール

    [ディレクトリ名]を入力してリターンキーを押します。

    Symfoware Server Client 32bit V12.1.1のインストールディレクトリを指定してください。
    [ディレクトリ名,q](省略値は/opt/symfoclient32):/opt/symfocl32
  7. 変更後のインストール情報が、以下のように表示されます。設定内容に問題がない場合は、[y]を入力してリターンキーを押します。
    再度、設定内容を変更する場合は、[c]を入力してリターンキーを押します。

    インストールする製品
      Symfoware Server Client 32bit V12.1.1
        新規インストール
      Symfoware Server Client 64bit V12.1.1
        新規インストール
    
    インストールディレクトリ情報
      Symfoware Server Client 32bit V12.1.1のインストール先
        /opt/symfocl32
      Symfoware Server Client 64bit V12.1.1のインストール先
        /opt/symfocl64
    
    上記の情報でインストールを開始しますか?
    y: インストールを開始します
    c: 情報を変更します
    q: インストールせずに終了します
    [y,c,q](省略値はy):y
  8. インストール情報が、以下のように表示されます。

    インストールを開始します。
    
    Symfoware Server Client 32bit V12.1.1 をインストールします。
    
    インストールが終了しました。
    
    Symfoware Server Client 64bit V12.1.1 をインストールします。
    
    インストールが終了しました。
  9. インストールが終了したときに、インストールの処理結果を示すメッセージが表示されます。
    インストール処理が正常に終了した場合は、以下のようなメッセージが表示されます。

    インストールが正常終了しました

    注意

    インストール中にエラーが発生していた場合は、エラーメッセージを読んで原因を取り除いてから、再度、install.shコマンドを実行してください。

Solarisクライアントのインストール

以下の手順でインストールします。

注意

入力値には以下の文字が使用できます。

  • 半角英字(A-Z、a-z)、半角数字(0-9)、'-'、','および'/'

  1. スーバーユーザーへ変更をします。
    以下のコマンドを実行して、システム上でスーパーユーザーになります。

    $ su -
    Password:******
  2. DVDドライブをマウントします。
    以下のDVDをDVDドライブにセットしてください。

    • Symfoware Analytics Server Standard Edition メディアパック (64bit) V12.1.0 クライアントプログラム1

    注意

    自動マウントデーモン(autofs)によるDVDの自動マウントを行った場合、マウントオプションにnoexecが設定されるため、インストーラの起動に失敗します。この場合、mountコマンドでDVDを適切に再マウントしてからインストールを実行してください。なお、マウントされているDVDのマウントオプションについては、mountコマンドを引数なしで実行することで確認できます。

    # /usr/sbin/mount -F hsfs -o ro /dev/dsk/c0t6d0s2 /dvd/dvd0
    • /dev/dsk/c0t6d0s2は、DVDドライブのデバイス名です。環境により異なりますので確認してください。

    • /dvd/dvd0は、DVDをマウントするマウントポイント名です。必要に応じて作成してください。

  3. インストール処理を開始します。
    install.shコマンドを実行し、インストールを開始します。

    # cd /dvd/dvd0
    # ./install.sh
    • /dvd/dvd0は、DVDをマウントしたマウントポイント名です。

  4. インストール対象製品の一覧が、以下のように表示されます。
    インストールする製品の番号、または、“all”を入力してリターンキーを押します。

    インストール対象の製品は以下のとおりです。
    1: Symfoware Server Client 32bit V12.1.1
    2: Symfoware Server Client 64bit V12.1.1
    
    インストールする製品を選択してください。
    複数選択する場合は","で区切ります。(例: 1,2)
    [number,all,q](省略値はall): all
    
    選択した製品
      Symfoware Server Client 32bit V12.1.1
      Symfoware Server Client 64bit V12.1.1
    
    上記の製品をインストールしますか?
    y: 次へ進みます
    n: 再び製品を選択します
    q: インストールせずに終了します
    [y,n,q](省略値はy): y

    参考

    • 64ビット環境で32ビットのアプリケーションを実行するには、Symfoware Server Client 32bitが必要となります。

    • 選択した製品がインストールされている場合は、以下の画面が製品ごとに表示されます。
      アップグレードインストールまたは再インストールを行う場合は、[番号]を入力してリターンキーを押します。
      マルチバージョンインストールを行う場合は、[m]を入力してリターンキーを押します。

      クライアント製品(32bit)のインストール方法を選択してください。
      アップグレードインストール(再インストール)する場合は更新する製品の番号を選択してください。  (注1)
      マルチバージョンインストールする場合は m を選択してください。                               (注2)
      
      1: Symfoware Server Client 32bit V12.1.1         (注1) 
      m: マルチバージョンインストール                  (注2)
      q: インストールせずに終了します
      [number,m,q]:1

      注1) アップグレードインストールまたは再インストールが可能な製品がインストールされている場合に出力されます。

      注2) マルチバージョンインストールが可能な製品がインストールされている場合に出力されます。

  5. インストール情報の確認画面が、以下のように表示されます。設定内容に問題がない場合は、[y]を入力してリターンキーを押します。インストールを開始しますので、手順8を参照してください。
    設定内容を変更する場合は、[c]を入力してリターンキーを押します。

    インストールする製品
      Symfoware Server Client 32bit V12.1.1
        新規インストール
      Symfoware Server Client 64bit V12.1.1
        新規インストール
    
    インストールディレクトリ情報
      Symfoware Server Client 32bit V12.1.1のインストール先
        /opt/symfoclient32
      Symfoware Server Client 64bit V12.1.1のインストール先
        /opt/symfoclient64
    
    上記の情報でインストールを開始しますか?
    y: インストールを開始します
    c: 情報を変更します                  (注)
    q: インストールせずに終了します
    [y,c,q](省略値はy): c                (注)

    注) 変更可能な情報がない場合は、選択肢[c]は表示されません。

    「c:情報を変更します」を選択した場合は、本手順以降の画面が表示されます。

  6. インストール方法が以下の場合、以下の画面が製品ごとに表示されます。

    • 新規インストール

    • マルチバージョンインストール

    [ディレクトリ名]を入力してリターンキーを押します。

    Symfoware Server Client 32bit V12.1.1のインストールディレクトリを指定してください。
    [ディレクトリ名,q](省略値は/opt/symfoclient32):/opt/symfocl32
  7. 変更後のインストール情報が、以下のように表示されます。設定内容に問題がない場合は、[y]を入力してリターンキーを押します。
    再度、設定内容を変更する場合は、[c]を入力してリターンキーを押します。

    インストールする製品
      Symfoware Server Client 32bit V12.1.1
        新規インストール
      Symfoware Server Client 64bit V12.1.1
        新規インストール
    
    インストールディレクトリ情報
      Symfoware Server Client 32bit V12.1.1のインストール先
        /opt/symfocl32
      Symfoware Server Client 64bit V12.1.1のインストール先
        /opt/symfocl64
    
    上記の情報でインストールを開始しますか?
    y: インストールを開始します
    c: 情報を変更します
    q: インストールせずに終了します
    [y,c,q](省略値はy):y
  8. インストール情報が、以下のように表示されます。

    インストールを開始します。
    
    Symfoware Server Client 32bit V12.1.1 をインストールします。
    
    インストールが終了しました。
    
    Symfoware Server Client 64bit V12.1.1 をインストールします。
    
    インストールが終了しました。
  9. インストールが終了したときに、インストールの処理結果を示すメッセージが表示されます。
    インストール処理が正常に終了した場合は、以下のようなメッセージが表示されます。

    インストールが正常終了しました

    注意

    インストール中にエラーが発生していた場合は、エラーメッセージを読んで原因を取り除いてから、再度、install.shコマンドを実行してください。