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Interstage List Works V10.4.0 帳票保管活用機能APIリファレンス(拡張パッケージ)
FUJITSU Software

1.4.4 LW_GetKeepFolderItem(保管フォルダ一覧取得)

記述形式

Windows版/Solaris版の場合
int  LW_GetKeepFolderItem(int        iServerApiHandle,
                          int        iStartKeepFolderHandle,
                          int        iKeepFolderIndex,
                          LPKPFINFO  lpKPFInfo)
Linux版の場合
int  LW_GetKeepFolderItem(LWAPIHANDLE     iServerApiHandle,
                          LWFOLDERHANDLE  iStartKeepFolderHandle,
                          int             iKeepFolderIndex,
                          LPKPFINFO       lpKPFInfo)

機能

保管フォルダの一覧情報を取得します。


パラメタの説明

iServerApiHandle

サーバAPI識別子を指定します。

iStartKeepFolderHandle

保管フォルダ一覧識別子を指定します。

iKeepFolderIndex

取得したい保管フォルダが格納されているインデックスを0から「保管フォルダ数 - 1」までの数値で指定します。

範囲外の値を指定した場合、エラーになります。

lpKPFInfo

保管フォルダの一覧情報を取得するKPFINFO構造体 (保管フォルダ情報構造体)のアドレスを指定します。

 KPFINFO構造体については、“1.4.4.1 KPFINFO構造体(保管フォルダ情報構造体)”を参照してください。

KPFINFO構造体の領域は、呼び出し元で獲得してください。


復帰値

0

正常終了しました。

-1

異常終了しました。


注意

本APIで取得される第一階層の保管フォルダの一覧情報(KPFINFO構造体)には、List Worksの予約語名の保管フォルダが含まれます。

予約語名の保管フォルダは、一覧情報のKPFINFO構造体の保管フォルダ名が、「NFORM-FOLDER-CWXNFORMRCVLWK」かどうかを調べることで確認できます。

参考

異常終了した場合に以下のサーバ機能APIを実行すると、エラーの詳細を取得することができます。

エラーコードの取得

LW_GetServerApiErrCode(サーバ機能APIエラーコード取得)

LW_GetServerApiErrCodeについては、“1.3.1 LW_GetServerApiErrCode(サーバ機能APIエラーコード取得)”を参照してください。
エラーメッセージの取得

LW_GetServerApiErrMsg(サーバ機能APIエラーメッセージ取得)

LW_GetServerApiErrMsgについては、“1.3.2 LW_GetServerApiErrMsg(サーバ機能APIエラーメッセージ取得)”を参照してください。

1.4.4.1 KPFINFO構造体(保管フォルダ情報構造体)

KPFINFO構造体を、以下に示します。

注意

「usf_Length」は、必ず指定してください。「usf_Length」を指定しないとエラーになります。

KPFINFO構造体

Windows版/Solaris版の場合
typedef struct KeepFolderInfo
{
unsigned short usf_Length;              /*領域長                    */
char           cf_Rsv1[2];              /*リザーブ                  */
unsigned short usf_NestLevel;           /*保管フォルダの階層        */
char           cf_Rsv2[2];              /*リザーブ                  */
char           cf_Name[128 + 4];        /*保管フォルダ名            */
char           cf_PathName[260 + 4];    /*保管フォルダの論理パス名  */
char           cf_Rsv3[108];            /*リザーブ                  */
} KPFINFO;
typedef   KPFINFO*   LPKPFINFO;
Linux版の場合
#define LWSSAPI_FOLDERLEN (150*8+4)
#define LWSSAPI_PATHLEN (600*8+24+4)

typedef struct KeepFolderInfo
{
unsigned short usf_Length;                    /*領域長                    */
char           cf_Rsv1[2];                    /*リザーブ                  */
unsigned short usf_NestLevel;                 /*保管フォルダの階層        */
char           cf_Rsv2[2];                    /*リザーブ                  */
char           cf_Name[LWSSAPI_FOLDERLEN];    /*保管フォルダ名            */
char           cf_PathName[LWSSAPI_PATHLEN];  /*保管フォルダの論理パス名  */
char           cf_Rsv3[108];                  /*リザーブ                  */
} KPFINFO;
typedef   KPFINFO*   LPKPFINFO;

KPFINFO構造体の説明

Windows版、Solaris版およびLinux版のKPFINFO構造体の各項目を説明します。

メンバ変数

項目

説明

usf_Length

領域長

構造体のサイズを指定します。

本APIを実行する前に、呼び出し元でsizeof(KPFINFO)を実行してください。

cf_Rsv1

リザーブ

usf_NestLevel

保管フォルダの階層

保管フォルダの階層の番号が設定されます。

最上位の保管フォルダは、「0」となります。

cf_Rsv2

リザーブ

cf_Name

保管フォルダ名

保管フォルダ名が設定されます。

cf_PathName

保管フォルダの論理パス名

保管フォルダの論理パスが設定されます。

cf_Rsv3

リザーブ