バッチ業務の追加などにより、ジョブの実行環境を増加する必要がある場合、ジョブの実行環境を追加するため再セットアップを行います。
ジョブの実行環境の追加作業を行う前に、“4.1.2 バッチシステムの運用停止”を参照して、バッチシステムの運用を停止してください。
クラスタシステムの管理機能を使用しバッチシステムを停止したことにより、共用ディスクのマウントが外れています。このため、共用ディスクのマウントが必要です。
クラスタシステムの管理機能を使用しバッチシステムを停止したことにより、共用ディスクがオフラインになっています。このため、共用ディスクのオンライン化が必要です。
その他は、ジョブの実行環境の追加手順は、クラスタシステムを使用しない場合と同じです。
参照
ジョブの実行環境の追加手順については、“Interstage Job Workload Server セットアップガイド”の“ジョブの実行環境の追加”を参照してください。
また、バッチサーバ環境のセットアップにおいて、ジョブの実行環境の操作モード(JobStartMode)を手動(manual)にしている場合は、状態遷移プロシジャuserApplication名.ODWU_INTERSTAGEの修正が必要です。追加したバッチワークユニットを設定します。
状態遷移プロシジャ内のWU_NAMEにバッチワークユニット名を、以下のように記述してください。
例
que001_CWU、que002_CWUを起動および事前起動したい場合
WU_NAME="que001_CWU que002_CWU" |
ジョブの実行環境の追加作業を行った後は、以下の手順でバッチシステムの運用を開始してください。
バッチ実行基盤の動作確認のために起動したバッチシステムは、“Interstage Job Workload Server 運用ガイド”の“システムの運用停止”の手順に従い、事前に停止してください。
ジョブの実行環境の追加作業を行う前にマウントした共用ディスクをアンマウントしてください。
“4.1.1 バッチシステムの運用開始”を参照して、バッチシステムの運用を開始してください。