ユーザが作成した文字、およびJIS 1/2水準領域の必要な文字を、外字としてリスト管理サーバに登録するには、以下の方法があります。
イメージデータとして使用する方法
文字コードとして使用する方法
注意
リスト管理サーバで「外字の扱い」の指定が有効になるのは、シフトJISコードの0xEB40以降の文字と利用者定義文字です。
ほかのアプリケーションと連携する場合は、外字を文字コードとして使用してください。イメージデータでは、アプリケーションとの連携で使用することはできません。
JIS 1/2水準領域の文字を、外字として登録しなければならない理由については、“12.2 印刷データ内の文字の扱い”の“富士通ホスト帳票の印刷データ内の文字の扱い”を参照してください。
外字をイメージデータとして使用する場合は、リスト管理サーバに外字を文字パターンとして登録する必要があります。リスト管理サーバに文字パターンを登録しておくと、印刷データの登録時に、List Worksがリスト管理サーバの辞書から文字パターンを取り出し、イメージ(ビットマップ)化します。これにより、クライアントでの表示・印刷が可能になります。
注意
イメージデータとして使用する外字は、データの検索やほかのアプリケーションとの連携機能などで使用することはできません。
分散印刷運用(FNA通信形態)の場合、フォントがゴシック体であるJIS 第一水準漢字以外の文字は、〓(イメージデータ)と表示されます。JIS第一水準漢字以外の文字は、フォントに明朝体を使用してください。
イメージデータとして扱われる外字には、以下の種類があります。
利用者定義文字
JEF拡張文字<Windows版のみ>
利用者定義文字については、運用形態や使用するオペレーティングシステムによって異なります。
なお、Windows版はJEF拡張文字をイメージデータとして使用することができます。JEF拡張文字をイメージデータとして使用する場合、ホスト連携プレミアムをインストールするだけでJEF拡張漢字サポートの設定は必要ありません。
外字を文字コードとして使用する場合は、List Worksクライアントに外字を登録して、リスト管理サーバに文字コード変換表を登録する必要があります。
外字を文字コードとして使用すると、ほかのアプリケーションと連携する場合にも、外字を正しく扱うことができます。
注意
各コンピュータの辞書に文字コードとして登録することができる文字数は、1880文字までです。1880文字を超えた文字は、イメージデータとして運用します。
イメージデータとして扱う文字は、表示/印刷はできますが、検索やほかのアプリケーションとの連携機能などに使用することはできません。