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Interstage List Works V10.4.0 帳票保管活用機能設計・運用ガイド(拡張パッケージ)
FUJITSU Software

13.2.4 ベンダ固有文字を扱う場合

13.2.4.1 Windows版の場合

アプリケーションサーバがWindowsの場合

コード対応定義を行う必要はありません。印刷データがUnicodeである場合も、Charset Managerの標準コード変換がデフォルトでUnicodeからシフトJISに変換するため、コード対応定義は必要ありません。

アプリケーションサーバがSolarisの場合

印刷データのコード系がEUC(U90)の場合、アプリケーションサーバにEUC(U90)とシフトJISコードのコード対応定義が必要となります。

なお、印刷データのコード系がEUC(S90)コードまたはUnicodeの場合、Charset Managerの標準コード変換がデフォルトでシフトJISコードに変換するため、コード対応定義は必要ありません。


EUC(U90)とシフトJISコードのコード対応定義の方法は、以下のとおりです。

[手順]
  1. Charset Managerで、シフトJISコードとEUCコードの外字域の対応定義を指示する制御文を作成します。

    制御文で指定するシフトJISコードのタイプは「SJISMS」を、EUCコードのタイプは「U90」を指定します。

  2. Charset Managerで文字コード変換表(シフトJIS-EUCの変換表)をカスタマイズします

    参考

    • 以前に文字コード変換表をカスタマイズしていた場合は、外字域の対応定義を追加する必要があります。List Worksサーバの文字コード変換表を資源管理サーバに転送した後、文字コード変換表のカスタマイズを行ってください。

    • 資源管理サーバがない場合、Charset Managerのqgfcsttbコマンドを使用して文字コード表のカスタマイズすることができます。

       Charset Managerのqgfcsttbコマンドについては、“Charset Managerのマニュアル”を参照してください。
  3. 文字コード変換表を、アプリケーションサーバにインストールされているCharset Managerに転送します。


13.2.4.2 Solaris版の場合

アプリケーションサーバがWindowsの場合

コード対応定義を行う必要はありません。印刷データがUnicodeである場合も、Charset Managerの標準コード変換がデフォルトでUnicodeからシフトJISに変換するため、コード対応定義は必要ありません。

アプリケーションサーバがSolarisの場合

印刷データのコード系がEUC(U90)の場合、アプリケーションサーバとList Worksサーバにおいて、EUC(U90)とシフトJISコードのコード対応定義が必要となります。

なお、印刷データのコード系がEUC(S90)コードまたはUnicodeの場合、Charset Managerの標準コード変換がデフォルトでシフトJISコードに変換するため、コード対応定義は必要ありません。


EUC(U90)とシフトJISコードのコード対応定義の方法は、以下のとおりです。

[手順]
  1. Charset Managerで、シフトJISコードとEUCコードの外字域の対応定義を指示する制御文を作成します。

    制御文で指定するシフトJISコードのタイプは「SJISMS」を、EUCコードのタイプは「U90」を指定します。

  2. Charset Managerで文字コード変換表(シフトJIS-EUCの変換表)をカスタマイズします

    参考

    • 以前に文字コード変換表をカスタマイズしていた場合は、外字域の対応定義を追加する必要があります。List Worksサーバの文字コード変換表を資源管理サーバに転送した後、文字コード変換表のカスタマイズを行ってください。

    • 資源管理サーバがない場合、Charset Managerのqgfcsttbコマンドを使用して文字コード表のカスタマイズすることができます。

       Charset Managerのqgfcsttbコマンドについては、“Charset Managerのマニュアル”を参照してください。
  3. 文字コード変換表を、アプリケーションサーバとList Works サーバにインストールされているCharset Managerに転送します。


13.2.4.3 Linux版の場合

アプリケーションサーバがWindowsの場合

コード対応定義を行う必要はありません。印刷データがUnicodeである場合も、Charset Managerの標準コード変換がデフォルトでUnicodeからシフトJISに変換するため、コード対応定義は必要ありません。

アプリケーションサーバがSolarisの場合

印刷データのコード系がEUC(U90)の場合、アプリケーションサーバとList Worksサーバにおいて、EUC(U90)とシフトJISコードのコード対応定義が必要となります。

なお、印刷データのコード系がEUC(S90)コードの場合、Charset Managerの標準コード変換がデフォルトでシフトJISコードに変換するため、コード対応定義は必要ありません。


EUC(U90)とシフトJISコードのコード対応定義の方法は、以下のとおりです。

[手順]
  1. Charset Managerで、シフトJISコードとEUCコードの外字域の対応定義を指示する制御文を作成します。

    制御文で指定するシフトJIS コードのタイプは「SJISMS」を、EUCコードのタイプは「U90」を指定します。

  2. Charset Managerで文字コード変換表(シフトJIS-EUCの変換表)をカスタマイズします

    ポイント

    • 以前に文字コード変換表をカスタマイズしていた場合は、外字域の対応定義を追加する必要があります。List Worksサーバの文字コード変換表を資源管理サーバに転送した後、文字コード変換表のカスタマイズを行ってください。

    • 資源管理サーバがない場合、Charset Mangerのqgfcsttbコマンドを使用して文字コード表のカスタマイズすることができます。

       Charset Mangerのqgfcsttbコマンドについては、“Charset Managerのマニュアル”を参照してください。
  3. 文字コード変換表を、アプリケーションサーバとList Works サーバにインストールされているCharset Managerに転送します。