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Interstage List Works V10.4.0 帳票保管活用機能設計・運用ガイド(拡張パッケージ)
FUJITSU Software

6.3.6 受信フォルダの格納場所を変更する

以下のような状況の場合、受信フォルダの格納場所を変更する必要があります。

Windows版の場合

Windows版において受信フォルダの格納場所を変更する手順を、以下に示します。

  1. リスト管理サーバ環境設定の「資源」タブを開きます。

  2. 【格納場所】の【受信/印刷フォルダ】を変更します。

  3. List Worksサービスを再起動します。

参考

  • 変更前のフォルダ情報、およびアクセス権は、新しいフォルダに移行されます。

  • 受信フォルダの格納場所を変更した場合、帳票管理サービスのスプールディレクトリが変更されます。


Solaris版/Linux版の場合

Solaris版/Linux版において受信フォルダ格納場所を変更する手順を、以下に示します。

  1. List Worksサービスを開始します。

     List Worksサービスの開始方法については、“8.2.1 List Worksサービスの開始”を参照してください。
  2. List Worksを操作するために必要な環境変数を設定します。

     必要な環境変数については、“セットアップガイド”を参照してください。
  3. 二次帳票の生成環境を削除します。

    二次帳票生成の環境削除スクリプトを、スーパーユーザで実行します。

    二次帳票の生成環境削除スクリプトの格納場所は、以下のとおりです。

    スクリプト名

    lw-nformunsetup.sh

    格納場所

    「/opt/FJSVlw-sv/setup」ディレクトリ配下

    スクリプトの使用方法は、以下のとおりです。

    記述形式
    lw-nformunsetup.sh

    正常終了すると、以下のメッセージが出力されます。

      二次帳票生成環境の削除が完了しました。
  4. List Worksサービスを停止します。

     List Worksサービスの停止方法については、“8.2.2 List Worksサービスの停止”を参照してください。
  5. mkdirコマンドにより、受信フォルダ格納ディレクトリを作成します。

    例)受信フォルダ格納ディレクトリを作成します。

    # mkdir /listworks/keiri2

    注意

    作成した受信フォルダ格納ディレクトリのアクセス権が755であることを確認してください。

  6. サーバ動作環境ファイルの「受信フォルダ格納場所ディレクトリ(RCV-FOLDER)」の設定を、5.で作成したディレクトリ名に変更します。

    例)サーバ動作環境ファイル「/home/m0001/env」のRCV-FOLDERを変更します。

          :
    RCV-FOLDER=/listworks/keiri2  ←変更
          :
  7. lvsetenvコマンドにより、6.で変更したサーバ動作環境ファイルを登録します。

    例)サーバ動作環境ファイルを登録します。

    # lvsetenv -i/home/m0001/env
  8. List Worksサービスを開始します。

     List Worksサービスの開始方法については、“8.2.1 List Worksサービスの開始”を参照してください。
  9. 二次帳票の生成環境を構築します。

    二次帳票生成の環境構築スクリプトを、スーパーユーザで実行します。

    二次帳票の生成環境構築スクリプトの格納場所は、以下のとおりです。

    スクリプト名

    lw-nformsetup.sh

    格納場所

    「/opt/FJSVlw-sv/setup」ディレクトリ配下

    スクリプトの使用方法は、以下のとおりです。

    記述形式
    lw-nformsetup.sh -u user -p password
    パラメタ

    user
    リスト管理サーバにログインできる管理者の権限のあるユーザIDを、userに半角36文字以内(全角18文字以内)で指定します。必須項目です。

    password
    リスト管理サーバにログインできる管理者の権限のあるユーザIDのパスワードを、passwordに半角255文字以内で指定します。必須項目です。

    二次帳票の生成環境構築スクリプトの実行すると、以下のメッセージが表示されます。

      アクセス権のインポートを開始しました。
      アクセス権のインポートが終了しました。
      二次帳票生成環境の構築が完了しました。
  10. 受信フォルダ配下の受信フォルダを、リストナビにおいて再作成します。

     lwserverコマンドおよびlvsetenvコマンドの詳細については、“コマンドリファレンス”を参照してください。サーバ動作環境ファイルの詳細については、“セットアップガイド”を参照してください。

    参考

    受信フォルダの格納場所を変更すると、格納ディレクトリ変更前の受信フォルダはすべてクリアされます。受信フォルダの再作成が必要です。