Webクライアントの場合、印刷データの文字列(文字型)に対する検索やデータ変換において、空白文字を使用できます。空白文字を使用できる帳票は、以下のとおりです。
List Creator帳票
Webクライアントの帳票のプロパティで、「空白文字」が「有効」の帳票
このため、List Creatorでの帳票出力時に帳票情報に「DATA-SPACE-TYPE=1」を指定し、空白文字が有効な帳票を登録しておく必要があります。
List Creatorにおける、空白文字を使用できる項目は、以下のとおりです。
テキスト項目
矩形テキスト項目
帳票設定時における空白文字を有効にする場合の留意事項を、以下に示します。
項目値の末尾に含まれる空白文字は、削除されて印刷データに出力されます。
空白文字のみの項目値は、印刷データに出力されません。
入力データの項目の長さは、空白文字を含めた長さとなります。
空白文字を含む項目に対して文字配置を指定した場合は、以下のとおりです。
List Creatorの設定で「前空白データを削除しない」を指定してください。この指定を行わない場合は、項目値の先頭に含まれる空白文字が印刷データに出力されません(先頭の空白を空白代替文字で指定した場合を除く)。
帳票設計時に文字配置が指定されている項目は、空白文字を含めて文字配置が行われます。このため、文字配置が指定された項目の項目値に空白が含まれると、見た目の配置がずれて見える場合があります。
例:中央配置を指定して、項目値の先頭に空白文字を入れると、項目値が右にずれて配置される