帳票を登録するための運用形態によって、利用できるオーバレイの形式が限定されます。
運用形態 | オーバレイの形式 | |||
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富士通ホスト帳票の登録 | ○ (注3) | △ (注4) | ○ (注5) | ○ (注5,注6) |
NetCOBOL/MeFt帳票の登録 | × | ○ | ○ | ○ |
List Creator帳票の登録 | × | ○ | × | ○ |
○:サポート
△:条件付きでサポート
×:未サポート
注1:Windows版において、ASP版 ListWORKSとの連携、またはASPの資源の移行時のみ使用できます。
注2:一般アプリ帳票の登録時は、リスト管理サーバのオーバレイ格納先に、中身が空白またはダミーのオーバレイがKOL6形式で作成されます。
注3:Solaris版/Linux版の場合、OPR用を除きます。
注4:ゴシック体の文字列は明朝体で表示・印刷されます。
注5:リモート印刷で「VSPシリーズにホスト帳票を印刷する」にチェックした場合、ベクトルオーバレイ(KOL5、KOL6)は利用できません。ドットオーバレイ(KOL1)を利用してください。
注6:Windows版/Solaris版V8以前およびLinux版V9のList Worksクライアントでは、利用できません。
注意
ベクトルオーバレイ内の文字列にJEF拡張漢字を使用している場合は、そのままではクライアント側で表示/印刷されません。
以下のいずれかの方法で、オーバレイを表示/印刷してください。
JEF拡張漢字に相当する文字フォントをクライアントに配付
ドットオーバレイ(KOL1)に変更
JEF拡張漢字に相当する文字フォントをList Worksクライアントに配付して表示/印刷する場合は、以下の製品の両方が必要です。
JEF拡張漢字サポート
Charset Manager
参考
List Worksでは、ベクトルオーバレイとドットオーバレイのどちらも使用できます。ベクトルオーバレイは、ドットオーバレイと比べて以下の特長があります。
表示/印刷が鮮明になる
データ量が少ないため、リスト管理サーバへの転送時間が短い(例 ドット:100KB → ベクトル:10KB)
ドットオーバレイ用のオーバレイ制御文をそのまま使用して、ADJUSTでオプションを変更し、再度コンパイルするだけでベクトルオーバレイ(KOL5)に変換することができます。
オーバレイの登録については、“第16章 オーバレイの準備”を参照してください。