操作ログ/実行履歴に改ざんされた形跡がないかどうかを、コマンドで確認することができます。これにより、操作ログ/実行履歴に対する改ざんを抑止できます。
Windows版の場合
操作ログの改ざん検知を行うかどうかを、【リスト管理サーバ環境設定】の【操作ログ】タブで設定します。ログの改ざん検知が有効になっている場合、F5CWCKLG.EXEコマンドで改ざん有無の確認を行うことができます。
リスト管理サーバ環境設定については、“セットアップガイド”を参照してください。 F5CWCKLG.EXEコマンドについては、“コマンドリファレンス”を参照してください。
Solaris版/Linux版の場合
実行履歴の改ざん検知を行うかどうかを、サーバ動作環境ファイルで設定します。ログの改ざん検知が有効になっている場合、lvchklogコマンドで改ざん有無の確認を行うことができます。
サーバ動作環境ファイルについては、“セットアップガイド”を参照してください。 lvchklogコマンドについては、“コマンドリファレンス”を参照してください。
注意
ログの改ざん検知の有効/無効を切り替えた後、List Worksサービスを再起動すると、操作ログ/実行履歴の世代が更新されます。古い世代の操作ログ/実行履歴が削除される場合があります。必要に応じてバックアップをとってください。
ログの改ざん検知の有効/無効を切り替えた後、List Worksサービスを再起動した時間を記録しておいてください。記録した日付以降の、ログの改ざん検知が有効となった操作ログ/実行履歴に、チェックツールを使用してください。
操作ログ/実行履歴を参照した際、絶対に保存しないでください。保存を行ったファイルに対して、コマンドでログの改ざん有無の確認を行った場合、操作ログ/実行履歴が改ざんされたと見なされる場合があります。