Webクライアント上での【帳票の検索】画面における、検索する対象範囲(抜き出し検索範囲)の一覧を設定、削除または出力します。設定は、次回のログイン後に反映されます。(List Worksサービスの再起動は不要です。)
また、リスト管理サーバに設定されている抜き出し検索範囲名を、CSVファイルに出力できます。
管理者だけが実行できます。
抜き出し検索範囲を利用した検索を行うための準備など、機能の詳細については、“設計・運用ガイド”を参照してください。
注意
本コマンドを実行するときは、すべてのユーザがリスト管理サーバに接続していない状態で行うことを推奨します。ユーザのログインと、本コマンドによる操作のタイミングが重なった場合、内部的に項目取得の処理がリトライされる可能性があります。
ファイルのパスは、絶対パスで指定してください。相対パスで指定した場合は、エラーになります。
ファイルのパスは、半角英数字および半角記号で指定してください。全角文字を指定するとエラーになります。
形式
lwfndtgt {-iimport_file | -r | -eexport_file | -ooutput_file | -a }
空白または記号文字を含むパスや文字列を指定する場合には、半角のシングルクォーテーション「' '」で囲みます。「' '」は長さに含みません。
説明
設定する検索範囲一覧の設定ファイルを、半角256文字以内の物理パス(絶対パス)で指定します。すでに設定されている場合は、それを削除して、新たに指定されたファイルの内容が設定されます。
検索範囲一覧の設定ファイルが、編集規約に従った記述形式でなく、誤りがある場合は、エラーとなります。
検索範囲一覧の設定ファイルの形式については、“設計・運用ガイド”を参照してください。
設定されている、検索する対象範囲(抜き出し検索範囲)の一覧を削除します。
設定されている、検索する対象範囲(抜き出し検索範囲)の一覧を、検索範囲一覧の設定ファイルと同じ形式で出力します。半角256文字以内の物理パス(絶対パス)で指定します。
指定したパスのファイルがすでに存在している場合は、エラーとなります。
リスト管理サーバに設定されている抜き出し検索範囲名の一覧を、CSV形式でファイルに出力します。半角256文字以内の物理パス(絶対パス)で指定します。
指定したパスのファイルがすでに存在している場合は、エラーとなります。
出力されるCSVファイルの形式は、以下のとおりです。
オーバレイ名(注1),オーバレイの世代名(注2),帳票名(注3),抜き出し検索範囲名
注1:オーバレイがない帳票の場合には、“%LV%”が出力されます。
注2:オーバレイを履歴管理/世代管理している場合に出力されます。
注3:オーバレイを帳票名ごとに保存している場合に出力されます。
オーバレイ名,世代名,帳票名,抜き出し検索範囲名 オーバレイA,,,範囲名1 オーバレイA,,帳票X,範囲名2 オーバレイB,2014011500000000,帳票Y,範囲名3
オーバレイの世代管理方法を変更した場合、および旧バージョンから移行した帳票項目・オーバレイ位置保存ファイルにある抜き出し検索範囲を、-oオプションを使用して出力する場合に使用します。
リスト管理サーバの以下の格納場所にある抜き出し検索範囲を対象に、一覧を再作成します。
帳票項目・オーバレイ位置保存ファイル格納ディレクトリ
オーバレイ世代管理用ディレクトリ
復帰値
正常
異常
使用例
lwfndtgt -iC:\listworks\data\fndtgt.dat
lwfndtgt -i/listworks/data/fndtgt.dat
lwfndtgt -r
lwfndtgt -eC:\listworks\data\fndtgt.dat
lwfndtgt -e/listworks/data/fndtgt.dat
lwfndtgt -oC:\listworks\data\alltgt.dat
lwfndtgt -o/listworks/data/alltgt.dat