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Interstage List Works V10.4.0 帳票保管活用機能コマンドリファレンス(拡張パッケージ)
FUJITSU Software

3.1.22 lvprimptコマンド

印刷フォルダに対して、アクセス権を設定するコマンドです。インポートする印刷フォルダのアクセス権データファイルの文字はUTF-8 コードです。スーパーユーザだけが実行することができます。

 インポート時の「印刷フォルダのアクセス権データファイル」の形式や編集方法など、「アクセス権のインポート」機能の詳細については、“設計・運用ガイド”を参照してください。

形式

lvprimpt -apath
         [-c] 

空白または記号文字を含むパスおよび文字列を指定する場合は、半角のシングルクォーテーション「' '」で囲みます。「' '」は長さに含みません。


説明

-a

インポートするアクセス権が記述されているファイル名(印刷フォルダのアクセス権データファイル)を、pathに半角256文字以内の物理パスで指定します。必須項目です。

-c

「印刷フォルダのアクセス権データファイル」に、インポートできないアクセス権の記述があっても、処理を継続して行う場合に指定します。省略できます。

省略した場合は、インポートできない記述以降の処理は行わず、その時点までのインポート処理を完了して終了します。

注意

印刷フォルダの操作中において、アクセス権情報が使用中の場合は、エラーが発生します。他の利用者が処理を終了してから、再実行してください。インポート結果は、実行履歴を確認してください。

 実行履歴の詳細については、“メッセージ集”を参照してください。

復帰値

0

正常

0以外

異常


注意

アクセス権のインポートに失敗した場合は、実行履歴にエラーの詳細が出力されます。実行履歴を確認して、失敗したアクセス権の指定を修正後、再度その部分だけインポートしてください。

 実行履歴の詳細については、“メッセージ集”を参照してください。

使用例

印刷フォルダのアクセス権データファイル「/listworks/data/import.dat」に記述されているアクセス権を、インポートします。インポート処理中にインポートに失敗したアクセス権があっても処理を継続して行います。

# lvprimpt -a/listworks/data/import.dat -c
アクセス権のインポートを開始しました。
アクセス権のインポートを終了しました。