印刷フォルダに対して、アクセス権を設定するコマンドです。インポートする印刷フォルダのアクセス権データファイルの文字はUTF-8 コードです。スーパーユーザだけが実行することができます。
インポート時の「印刷フォルダのアクセス権データファイル」の形式や編集方法など、「アクセス権のインポート」機能の詳細については、“設計・運用ガイド”を参照してください。
形式
lvprimpt -apath
[-c]
空白または記号文字を含むパスおよび文字列を指定する場合は、半角のシングルクォーテーション「' '」で囲みます。「' '」は長さに含みません。
説明
インポートするアクセス権が記述されているファイル名(印刷フォルダのアクセス権データファイル)を、pathに半角256文字以内の物理パスで指定します。必須項目です。
「印刷フォルダのアクセス権データファイル」に、インポートできないアクセス権の記述があっても、処理を継続して行う場合に指定します。省略できます。
省略した場合は、インポートできない記述以降の処理は行わず、その時点までのインポート処理を完了して終了します。
注意
印刷フォルダの操作中において、アクセス権情報が使用中の場合は、エラーが発生します。他の利用者が処理を終了してから、再実行してください。インポート結果は、実行履歴を確認してください。
実行履歴の詳細については、“メッセージ集”を参照してください。
復帰値
正常
異常
注意
アクセス権のインポートに失敗した場合は、実行履歴にエラーの詳細が出力されます。実行履歴を確認して、失敗したアクセス権の指定を修正後、再度その部分だけインポートしてください。
実行履歴の詳細については、“メッセージ集”を参照してください。
使用例
印刷フォルダのアクセス権データファイル「/listworks/data/import.dat」に記述されているアクセス権を、インポートします。インポート処理中にインポートに失敗したアクセス権があっても処理を継続して行います。
# lvprimpt -a/listworks/data/import.dat -c アクセス権のインポートを開始しました。 アクセス権のインポートを終了しました。