印刷フォルダのアクセス権を出力するコマンドです。出力されるエクスポート結果(印刷フォルダのアクセス権データファイル)の文字はUTF-8コードです。スーパーユーザだけが実行することができます。
エクスポート結果(印刷フォルダのアクセス権データファイル)の形式など、「アクセス権のエクスポート」機能の詳細については、“設計・運用ガイド”を参照してください。
形式
lvprexpt -apath [-ffolder]
空白または記号文字を含むパスおよび文字列を指定する場合は、半角のシングルクォーテーション「' '」で囲みます。「' '」は長さに含みません。
説明
アクセス権をエクスポートするファイル(印刷フォルダのアクセス権データファイル)を、pathに半角256文字以内の物理パスで指定します。必須項目です。
すでに存在するファイル名を指定した場合は、上書き保存されます。
アクセス権データファイルを格納するディレクトリが存在しない場合は、エラーになります。
アクセス権をエクスポートする印刷フォルダ名を、folderに英字で始まる14文字以内の半角英数字で指定します。省略できます。
省略した場合は、すべての印刷フォルダのアクセス権が出力されます。
復帰値
正常
異常
注意
印刷フォルダの操作中において、アクセス権情報が使用中の場合は、エラーが発生します。他の利用者が処理を終了してから、再実行してください。
使用例
すべての印刷フォルダのアクセス権を、印刷フォルダのアクセス権データファイル「/listworks/data/export.dat」にエクスポートします。
# lvprexpt -a/listworks/data/export.dat アクセス権のエクスポートを開始しました。 アクセス権のエクスポートを終了しました。
[エクスポート結果の例(印刷フォルダのアクセス権データファイルの内容)]
export.dat
#2007/08/30 14:25 Export Printer Folder [vspall] 0,,FULL, [vspeigyo] 1,EIGYO1,FULL, 1,EIGYO2,NONE,PVIW,PLST [vspsoumu] 2,USER1,NONE,PVIW,PLST 2,USER2,FULL,PMOV,PDEL