指定した保管フォルダ内の、登録有効期限が過ぎたList Works帳票を削除するコマンドです。スーパーユーザだけが実行することができます。
本コマンドは、他の利用者がList Worksを使用していないことを確認してから実行します。他の利用者が使用していると、印刷データの削除ができない場合があります。
本コマンドを、Linuxシステムの起動時や定刻に実行するように登録することによって、自動削除機能を実現します。
コマンドの登録方法については、Linuxシステムのマニュアルを参照してください。
形式
lvatdell -udir
[-l]
[-s]
オプション名と指定値の間に空白をあけないでください。
空白または記号文字を含むパスを指定する場合は、半角のシングルクォーテーション「' '」で囲みます。「' '」は長さに含みません。
説明
削除の対象とする保管フォルダのディレクトリを、dirに半角185文字以内(全角92文字以内)の論理パスで指定します。必須項目です。
保管フォルダの論理パスの指定方法については、“保管フォルダの論理パスについて”を参照してください。
本コマンドの実行結果を実行履歴ファイルにのみ出力する場合に指定します。-lオプションを省略すると、実行履歴ファイルと画面に実行結果が出力されます。正常終了時は、画面に実行結果は出力されません。
-uオプションで指定した保管フォルダだけでなく、指定した保管フォルダ配下の保管フォルダについても削除の対象とします。
復帰値
正常
オプションエラー
その他のエラー
使用例
営業部の印刷データを削除します。
営業二課に関しては、配下の保管フォルダすべてを削除対象とします。
情報名 | 営業一課用 | 営業二課用 |
---|---|---|
保管フォルダのディレクトリ | /chohyo/eigyo/営業一課 | /chohyo/eigyo/営業二課 |
# lvatdell -u/chohyo/eigyo/営業一課 # lvatdell -u/chohyo/eigyo/営業二課 -s