ワークユニットの追加・変更を行う場合には、変更する内容に応じて以下の手順で実施してください。
◆ワークユニットの追加
システム構築シートで追加するワークユニットの定義を行い、システム構築シートから出力されたコマンドでワークユニットの作成を行ってください。
システム構築シートの入力方法については、“13.4 システム構築シートの入力”を、ワークユニットの作成方法については、“13.8.2 ワークユニットの作成”を参照してください。
◆動作モード、プロセス多重度、スレッド多重度の変更
ワークユニット上で動作するサーバアプリケーションの動作モード(プロセスモード、スレッドモード)、プロセス多重度、スレッド多重度を変更する場合には、システム構築シートで出力された削除コマンドで実行環境の削除を行った後、システム構築シートで[ワークユニット設定とアプリケーション情報の入力]シートの入力情報を修正し、環境構築手順に従って実行環境を構築し直してください。
システム構築シートの入力方法については、“13.4 システム構築シートの入力”を、[ワークユニット設定とアプリケーション情報の入力]シートの入力情報については、“13.4.4 ワークユニット設定とアプリケーション情報の入力”を参照してください。
◆サーバアプリケーションのコード系変更
ワークユニット上で動作するサーバアプリケーションのコード系を変更する場合には、システム構築シートで出力された削除コマンドで実行環境の削除を行った後、システム構築シートでワークユニットのサーバアプリケーションのコード系を修正し、環境構築手順に従って実行環境を構築し直してください。
システム構築シートの入力方法については、“13.4 システム構築シートの入力”を、ワークユニットの作成方法については、“13.8.2 ワークユニットの作成”を参照してください。
◆アプリケーション用の環境変数変更、ワークユニットの動作の変更
以下に示すワークユニットの環境設定の変更を行う場合には、ワークユニット定義ファイルを編集してisaddwudefコマンドでワークユニット定義ファイルを再登録してください。
カレントディレクトリ
連続異常終了回数
アプリケーション使用パス
アプリケーション使用ライブラリパス
環境変数
出口プログラムライブラリパス
出口プログラム最大処理時間
ワークユニット出口プログラム名
出口プログラム実行ファイル名
ワークユニット起動待ち時間
プロセス強制停止時間
プロセス起動ログ採取
プロセス縮退運用
カレントディレクトリの退避世代数
アプリケーション使用クラスパス
プロセス回収出口プログラム名
プロセス回収出口プログラム実行ファイル名
トランザクションリトライカウント数
isaddwudefコマンド、およびisj2eeadminコマンドについては“Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。また、ワークユニット定義ファイルの詳細については、“付録D 同期アプリケーション連携実行基盤用のワークユニットの設定”、および“付録G CORBAワークユニットのワークユニット定義”を参照してください。
注意
“付録D 同期アプリケーション連携実行基盤用のワークユニットの設定”において必須とされている項目や固定とされている項目については、システム構築シートで設定される項目を変更しないでください。