同期アプリケーション連携実行基盤用のCORBAワークユニット定義について説明します。
ワークユニット定義は、以下の3つのセクションで構成されています。
ワークユニット定義は、[WORK UNIT]セクションでワークユニット定義の始まりを宣言した後、[Control Option]セクションおよび[Application Program]セクションを記述します。
複数のアプリケーション連携実行基盤を1つのワークユニット上で動作させる場合は、[Application Program]セクションを複数記載します。
CORBAワークユニット定義の記述例は以下のとおりです。
注意
太字の項目は必ず指定してください。その他の項目は省略可能です。省略した場合には省略値が有効になります。
[WORK UNIT] Name: SYNCWU ワークユニット名 Kind: CORBA ワークユニット種別
[Control Option] Path: /opt/FJSVibs/bin アプリケーションパス ・・・ Current Directory: /opt/FJSVibs/var/deployment/mlserver/SYNCWU/current カレントディレクトリパス Library for Application: /opt/FJSVibs/lib アプリケーション使用ライブラリパス(環境変数LD_LIBRARY_PATH設定値) Library for Application: /opt/FJSVapclg/lib アプリケーション使用ライブラリパス(環境変数LD_LIBRARY_PATH設定値) Library for Application: /opt/FJSVod/lib/nt アプリケーション使用ライブラリパス(環境変数LD_LIBRARY_PATH設定値) ・・・ Environment Variable: LANG=ja_JP.UTF-8 環境変数 ・・・
Application Retry Count: 1 連続異常終了回数
Path for Application: /app/bin アプリケーション使用パス(環境変数PATH設定値)
・・・
Maximum Processing Time for Exit Program: 60 出口プログラム最大処理時間
WorkUnit Exit Program: wuexit ワークユニット出口プログラム名
Executable File of Exit Program for Salvage: libexit1.so 出口プログラム実行ファイル名
Request Assignment Mode: LIFO 要求メッセージ振り分け方式
Traffic Director Monitor Mode: YES IPCOM連携時の監視有無
Output of Stack Trace: YES タイムアウト検出時のスタックトレース取得の有無
Startup Time: 300 ワークユニット起動待ち時間
Shutdown Time: 120 プロセス強制停止時間
Start Log: YES プロセス起動ログ採取
Process Degeneracy: YES プロセス縮退運用有無
Number of Revision Directories: 2 カレントディレクトリの退避世代数
[Application Program] Executable File: apfwscntmain_nt 実行ファイル名 Environment Variable: APFW_BUSINESS_NAME=SYNC01 環境変数 ・・・ Impl ID: SYNC01 インプリメンテーションリポジトリID
Concurrency: 1 プロセス多重度
Maximum Processing Time: 60 アプリケーション最大処理時間
Terminate Process for Time out: YES 最大処理時間超過時強制停止の有無
Maximum Queuing Message: 100 最大キューイング数
Queuing Message To Notify Alarm: 70 監視キューイング数
Queuing Message To Notify Resumption: 50 監視再開キューイング数
Request Assignment Mode: FIFO 要求メッセージ振り分け方式
Buffer Number: 1000 通信バッファ数
Buffer Size: 4096 通信バッファ長
Maximum Processing Time for Exit Program: 60 出口プログラム最大処理時間
Executable File of Exit Program for Salvage: libexit2.so プロセス回収出口プログラム実行ファイル名
Exit Program for Process Salvage: collectionexit プロセス回収出口プログラム名
CLASSPATH for Application: /app/class アプリケーション使用クラスパス(環境変数CLASSPATH設定値)
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