サーバアプリケーションの追加・変更を行う場合には、変更する内容に応じて以下の手順で実施してください。
◆開発言語の変更
サーバアプリケーションの開発言語を変更する場合には、システム構築シートで出力された削除コマンドで実行環境の削除を行った後、システム構築シートでアプリケーション開発言語を修正し、環境構築手順に従って実行環境を構築し直してください。
システム構築シートの入力方法については、“13.4 システム構築シートの入力”を、アプリケーションの開発方法については、“Interstage Business Application Server アプリケーション開発ガイド”の“サーバアプリケーション編”を参照してください。
◆COBOL実行環境変更・データベースアクセス定義の変更
COBOL実行環境の開設・閉鎖設定やデータベースアクセス定義の変更を行う場合には、システム構築シートで出力された削除コマンドで実行環境の削除を行った後、システム構築シートの該当箇所を修正し、環境構築手順に従って実行環境を構築し直してください。
システム構築シートの入力方法については、“13.4 システム構築シートの入力”を参照してください。また、実行環境の削除方法については、“第14章 実行環境の削除”を参照してください。
◆サーバアプリケーションの変更
サーバアプリケーションの追加や変更を行う場合には、再配備を実施します。
サーバアプリケーションのインタフェースに変更がない場合(ロジック変更のみの場合)
サーバアプリケーションを変更します。
変更したサーバサプリケーションをビルドします。
ビルドしたサーバアプリケーションの再配備を行います。
サーバアプリケーションのインタフェースを変更した場合、または、サーバアプリケーションを追加する場合
COBOL開発支援ツールを使用し、アプリケーションインタフェース定義ファイルを再作成します。
サーバアプリケーションを変更します。
アプリケーション資産をサーバに転送します。
変更したサーバサプリケーションをビルドします。
ビルドしたサーバアプリケーションの再配備を行います。
ポイント
再配備は、サーバアプリケーションの追加や変更が発生する場合に実施します。再配備は、追加や変更により、用意する資産が異なります。すでに配備で用いた資材に加え、以下の表で示す○の資材を加えて、配備を実施します。
配備する資材 | サーバアプリケーション | ||
---|---|---|---|
ロジック変更 | インタフェース変更 | 追加 | |
アプリケーションライブラリ | ○ | ○ | ○ |
アプリケーション連携実行基盤定義ファイル | - | - | - |
アプリケーション呼出し定義ファイル | - | ○ | ○ |
アプリケーションインタフェース定義ファイル | - | ○ | ○ |
アプリケーション動作定義ファイル(任意で作成) | ○ | ○ | ○ |
ログ定義ファイル(任意で作成) | ○ | ○ | ○ |
ログメッセージファイル(任意で作成) | ○ | ○ | ○ |
注意
以下に記す定義ファイルは、直接、変更しないでください。
アプリケーション連携実行基盤定義ファイル
アプリケーション配備定義ファイル
変更が必要な場合には、システム構築シートで出力された削除コマンドで実行環境の削除を行った後、システム構築シートを新たに作成し、環境構築手順に従って実行環境を構築し直してください。
◆業務共通制御の変更
業務共通制御の追加や変更を行う場合には、再配備を実施します。
業務共通制御のインタフェースに変更がない場合(制御ロジック変更のみの場合)
業務共通制御を変更します。
変更した業務共通制御をビルドします。
ビルドした業務共通制御の再配備を行います。
業務共通制御のインタフェースを変更した場合、または、業務共通制御関数を追加する場合
業務共通制御実行基盤インタフェース生成ツールを使用し、業務共通制御アプリケーションインタフェース定義ファイルを再作成します。
業務共通制御を変更します。
業務共通制御資産をサーバに転送します。
変更した業務共通制御をビルドします。
ビルドした業務共通制御の再配備を行います。
ポイント
再配備は、業務共通制御の追加や変更が発生する場合に実施します。再配備は、追加や変更により、用意する資産が異なります。すでに配備で用いた資材に加え、以下の表で示す○の資材を加えて、配備を実施します。
配備する資材 | 業務共通制御 | ||
---|---|---|---|
制御ロジック変更 | インタフェース変更 | 追加 | |
業務共通制御ライブラリ | ○ | ○ | ○ |
制御アプリケーション定義ファイル | - | ○ | ○ |
業務共通制御アプリケーションインタフェース定義ファイル | - | ○ | ○ |
注意
以下に記す定義ファイルは、直接、変更しないでください。
アプリケーション連携実行基盤定義ファイル
アプリケーション配備定義ファイル
変更が必要な場合には、システム構築シートで出力された削除コマンドで実行環境の削除を行った後、システム構築シートを新たに作成し、環境構築手順に従って実行環境を構築し直してください。