対象バージョンレベル
V5.0L10以降
5.0以降
対処方法
保守情報収集ツールで、採取可能な必要情報の採取を行い、異常が発生しているサーバ、クライアント、または運用管理クライアントにて、以下の表に示す資料を採取してください。
分類 | 取得情報 | 取得ファイル | 取得方法 | 備考 |
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システムの情報 | イベントログ | 以下のイベントログ種別を保存したテキストファイル | [コントロールパネル]の[管理ツール]の[イベントビューア]でファイルに保存します。 |
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システム情報(MS診断レポート) | すべてのシステム情報(MS診断レポート)を保存したテキストファイル | [コントロールパネル]の[管理ツール]の[コンピュータの管理]で“システム情報”をテキストファイルに保存します。 |
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Dr.ワトソンログ | Dr.ワトソンの以下のログファイル | Dr.ワトソンで設定しておきます。 |
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資源配付機能の情報 | 共通トレース | 共通トレース採取先(システムインストールディレクトリ\f3cvgtad)配下のMpDrmssv*ファイル | 自動的に常時採取されます。 |
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drmslookコマンドの標準出力結果 | drmslookコマンドの標準出力結果 | 以下のコマンドを実行してファイルを採取します。 |
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オペレーションログ | drms_op.logファイル | 自動的に常時採取されます。 | V5.0L30以降 | |
drmslst情報 | 以下のコマンドの出力リスト | それぞれのコマンドの標準出力結果を採取します。 |
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drmsmngi.logファイル | drmsmngi.logファイル | drmsmngiコマンドを実行します。以下の場所にdrmsmngi.logファイルが出力されます。 |
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DRMS管理ファイルディレクトリのツリー情報 | DRMS管理ファイルディレクトリに対するtree表示コマンドの標準出力結果 | 以下のコマンドの標準出力結果を採取します |
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etcディレクトリ | %drmsroot%\etcディレクトリ | 特別な設定は不要です。 |
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| ・%drmsroot%\bin\clsys.txtファイル | 強制配付運用時だけ採取します。 |
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レコーディング情報 | ・%drmsroot%\bin\f3cqncom.iniファイル | リモートインストール運用時だけ採取します。 |
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リモートインストール機能のトレース情報 | nwizlog.iniファイルで指定したアウトプットファイル | リモートインストール運用時だけ採取します。 | 現象の再現時に取得 | |
アべンドトレース情報(report.drmファイル) | report.drmファイル | 特別な設定は不要です。 |
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サーバのトレース情報 | 任意指定ファイル | 採取方法については、“調査資料の採取方法”の“資源配付サーバのトレース情報の採取方法”を参照してください。 | 現象の再現時に取得 |
採取場所は資源配付サーバ(Windows版)がインストールされているコンピュータです。
分類 | 取得情報 | 取得ファイル | 取得方法 | 備考 |
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システムの情報 | シスログ | デフォルトでは、以下のファイル群 | /etc/syslog.confで指定しているメッセージ出力先ファイルを取得します。 |
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coreファイル | coreファイル | 設定は不要てす。 |
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sysdefコマンドの標準出力結果 | sysdefコマンドの標準出力結果 | sysdefコマンドの標準出力結果を採取します。 | Solarisだけ | |
pkginfo -l コマンドの標準出力結果 | pkginfo -l コマンドの標準出力結果 | pkginfo -l コマンドの標準出力結果を採取します。 | Solarisだけ | |
showrev -aコマンドの標準出力結果 | showrev -aコマンドの標準出力 | showrev -aコマンドの標準出力結果を採取します。 | Solarisだけ | |
資源配付機能の情報 | 共通トレース | /var/opt/FJSVftlc/trc配下のMpDrmssv*ファイル | 自動的に常時採取されます。 |
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drmslookコマンドの標準出力結果 | drmslookコマンドの標準出力結果 | 以下のコマンドを実行してファイルを採取します。 |
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オペレーションログ | drms_op.logファイル | 自動的に常時採取されます。 | 5.2以降 | |
drmslst情報 | 以下のコマンドの出力リスト | それぞれのコマンドの標準出力結果を採取します。 |
| |
drmsmngi.logファイル | drmsmngi.logファイル | drmsmngiコマンドを実行します。以下の場所にdrmsmngi.logファイルが出力されます。 |
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DRMS管理ファイルディレクトリのツリー情報 | DRMS管理ファイルディレクトリに対するtree表示コマンドの標準出力結果 | 以下のコマンドの標準出力結果を採取します |
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etcディレクトリ | 資源配付インストールディレクトリ/etcディレクトリ | 特別な設定は不要です。 |
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500メッセージ発生時情報 | drms_logディレクトリ | 特別な設定は不要です。 |
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サーバのトレース情報 | 任意指定ファイル | 採取方法については、“調査資料の採取方法”の“資源配付サーバのトレース情報の採取方法”を参照してください。 | 現象の再現時に取得 |
採取場所は資源配付サーバ(UNIX版)がインストールされているコンピュータです。
分類 | 取得情報 | 取得ファイル | 取得方法 | 備考 |
---|---|---|---|---|
システムの情報 | イベントログ | 以下のイベントログ種別を保存したテキストファイル | [コントロールパネル]の[管理ツール]の[イベントビューア]でファイルに保存します。 |
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システム情報(MS診断レポート) | すべてのシステム情報(MS診断レポート)を保存したテキストファイル | [コントロールパネル]の[管理ツール]の[コンピュータの管理]で“システム情報”をテキストファイルに保存します。 |
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Dr.ワトソンログ | Dr.ワトソンの以下のログファイル | Dr.ワトソンで設定しておきます。 |
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資源配付機能の情報 | drmslookコマンドの標準出力結果 | drmslookコマンドの標準出力結果 | 以下のコマンドを実行してファイルを採取します。 |
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etcディレクトリ | %drmsroot%\etcディレクトリ | 特別な設定は不要です。 |
| |
レコーディング情報 | ・%drmsroot%\bin\f3cqncom.iniファイル | UNIX版のリモートインストール運用時だけ採取します。 | UNIX版のみ | |
アべンドトレース情報(report.drmファイル) | report.drmファイル | 特別な設定は不要です。 |
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採取場所は運用管理クライアントがインストールされているコンピュータです。
分類 | 取得情報 | 取得ファイル | 取得方法 | 備考 |
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システムの情報 | イベントログ | 以下のイベントログ種別を保存したテキストファイル | [コントロールパネル]の[管理ツール]の[イベントビューア]でファイルに保存します。 | Windows 9x系は採取不可 |
システム情報(MS診断レポート) | すべてのシステム情報(MS診断レポート)を保存したテキストファイル | [コントロールパネル]の[管理ツール]の[コンピュータの管理]で“システム情報”をテキストファイルに保存します。 | Windows 9x系は採取不可 | |
Dr.ワトソンログ | Dr.ワトソンの以下のログファイル | Dr.ワトソンで設定しておきます。 |
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資源配付機能の情報 | リモートインストール機能のトレース情報 | nwizlog.iniファイルで指定したアウトプットファイル | リモートインストール運用時だけ採取します。 | 現象の再現時に取得 |
メンテナンスログファイル | ・mainte.logファイル | セットアップ機能の[実行環境]タブで[メンテナンスLOGを作成する]チェックボックスを有効にします。 | V5.0L20a以前 | |
drmsparmファイル | 資源配付クライアントインストールディレクトリ\drmsparmファイル | 資源配付クライアントインストールディレクトリ配下にファイルが存在しているので、それを採取します。 | V5.0L20a以前 | |
DRMS管理ファイル | DRMS管理ファイルとして設定したディレクトリ配下のファイル一式 | セットアップ機能でDRMS管理ファイル格納ディレクトリとして設定した場所 | V5.0L20a以前 | |
インストールディレクトリのツリー情報 | 資源配付クライアントのインストールディレクトリに対するtree表示コマンドの標準出力結果 | コマンドの標準出力結果を採取します | V5.0L20a以前 | |
クライアントのdrmslookコマンド出力情報 | drmslookコマンド投入時に指定したディレクトリ配下のdrms.rptディレクトリ | 以下のコマンド投入により採取されます。 | V5.0L30以降 | |
クライアントのトレース情報 | 任意指定ファイル 省略時は管理ファイル配下に固定名で作成されます。 | 採取方法については、“調査資料の採取方法”の“資源配付クライアントのトレース情報の採取方法”を参照してください。 | 現象の再現時に取得 |
採取場所は資源配付クライアントがインストールされているコンピュータです。