対象バージョンレベル
V5.0L10以降
5.0以降
対処方法
調査依頼に必要な情報を以下に示します。
製品名とV/L
クライアントのOS種別
クライアントの適用方法は、次のどちらですか
サービス適用
ダウンロード機能による適用
クライアントの異常の状態は、次のどちらですか
適用失敗
適用正常終了後、配付したアプリケーションの動きがおかしい
以下に記載しているケースに従い、状況に応じて必要な情報を採取してください。
トラブルが発生した場合
DRMS管理ファイル([DRMS管理ファイル格納ディレクトリ]で指定したディレクトリ配下のファイル)ディレクトリ\pkg配下の以下のファイルを参照し、異常のメッセージから原因を究明します。
{WSAGENT.LOG,WSAGENT.INI}
途中で異常終了した場合
異常終了した際の情報(エラーダイアログに出力された情報)
操作内容
pkg配下すべて
適用パッケージ情報(DRMSサーバのMNG配下のデータ)またはレコーディング情報(RECORD配下のデータ)
再現する場合
内部トレースを採取するためにNWIZLOG.iniファイルをWindowsディレクトリ配下に作成し、現象を再現し、採取された情報を入手してください、
運用管理サーバで以下の情報を採取
レコーディング情報として%drmsroot%\bin配下の以下のもの
F3CQNCOM.iniファイル,RECORDディレクトリ配下すべて
レコーディングに使用したpkgファイル
デフォルト値はOSインストール先のSYSTEM32\Untitled.pkg
クライアントで以下の情報を採取
正常動作、異常動作の両クライアントのDRMS管理ファイル([DRMS管理ファイル格納ディレクトリ]で指定したディレクトリ配下のファイル)配下のpkgディレクトリすべて
内部トレースの採取方法
トレース採取モードで再現テストし、出力されたトレースファイルを採取します。
リモートインストール機能の内部トレースはNWIZLOG.INIを作成し、Windowsインストールディレクトリ直下に設置することで採取することができます。
NWIZLOG.INIのサンプルファイルを以下に示します。
注)LogおよびLogLevelの指定を省略した場合は、採取されません。
Log/LogLevelの指定は、“0=採取しない”、“1=採取する”です。
LogFileの指定は、トレース出力先ファイル名(フルパスで)を指定します。
【NWIZLOG.iniファイルのサンプル】
[RegScript] Log=1 LogFile=c:\regscrpt.log [ExpandArchive] Logfile=c:\expand.log Log=1 LogLevel=1 [ImportRg] Logfile=c:\importrg.log Log=1 LogLevel=1 [DeleteKey32] Logfile=c:\delkey32.log LogLevel=1 [DoExport] Logfile=c:\doexport.log LogLevel=1 [WINAGENT] LogLevel=1 LogFile=c:\agent.log [Package] LogFile=c:\Package.log LogLevel=1