対象バージョンレベル
V5.0L10以降
5.0以降
対処方法
資源配付クライアント側のトレース情報の採取方法を以下に示します。
クライアントトレース
特徴
ダウンロード処理またはインベントリ情報のサーバへの通知で、通信系の異常やアプリケーションエラー発生時に有効となるトレース情報が採取できます。
採取方法
資源配付クライアントのインストールディレクトリにあるdrmsparmファイルに以下のオプションを追加します。
TRACE=トレースファイル出力先ディレクトリ
(省略時は、DRMS管理ファイル([DRMS管理ファイル格納ディレクトリ]で指定したディレクトリ配下のファイル)内に採取)
なお、ダウンロード処理とインベントリ処理で、トレースファイルが異なるため、注意してください。
ダウンロード処理
*.trc
インベントリ処理
DRMS管理ファイル\pkg\trans.rst
なお、以下の指定を追加することにより、モジュールの遷移だけを出力することも可能です。
TRACEFLG=1
クライアントトレース(サービス起動時のログ)
特徴
サービス起動によるダウンロードを使用されている場合は、“クライアントトレース”に加えて、本トレースを採取する必要があります。これによりサービス起動のトレースが採取できます。
採取方法
資源配付クライアントのインストールディレクトリにあるdrmsparmファイルに以下のオプションをエディタを使用して追加する必要があります。
SRVTRC=トレースファイル出力先ディレクトリ
(省略時は、drmsparmと同ディレクトリ配下に採取(ファイル名SRVTRC.TXT))