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Interstage Business Analytics Modeling Server V1.0.1 分析フロー設計・開発ガイド
FUJITSU Software

4.2.3 分析結果を格納するフローを作成

分析結果の出力先となる出力データストアを配置し、そこに結果を格納する格納部品を配置します。
出力データストアは、あらかじめ定義および配備しておいたものを配置します。1つの分析フローの中に出力データストアを複数配置することができます。ただし、同じ出力データストアは1回しか使用できません。
出力データストアの定義については、“7.2 出力データストアを定義”を参照してください。また、出力データストアの配備については、“7.3 出力データストアを配備”を参照してください。

  1. [データストア一覧パネル]を開きます。

  2. [出力データストア]フォルダー配下を開き、利用したい出力データストアを選択します。このときに配備状態の出力データストアを選択してください。保存状態の出力データストアは配置できません。

  3. [分析フローパネル]にドラッグアンドドロップします。

  4. [部品一覧パネル]を開きます。

  5. [格納]フォルダー配下を開きます。

  6. 出力データストアに合わせた部品を選択し、[分析フローパネル]にドラッグアンドドロップします。
    接続可能な部品はデータストアの種類と形式によって異なります。

    • 出力データストアの種類が「ファイル」で、かつ、データ形式が「テキストデータ」の場合
      「CSV格納部品」が接続可能です。

    • 出力データストアの種類が「ファイル」で、かつ、データ形式が「バイナリデータ」の場合
      「バイナリ格納部品」が接続可能です。

    • 出力データストアの種類が「ビルトインデータストア」で、かつ、データ形式が「テキストデータ」の場合
      「CSV格納部品(ビルトイン)」が接続可能です。

    • 出力データストアの種類が「ビルトインデータストア」で、かつ、データ形式が「バイナリデータ」の場合
      「バイナリ格納部品(ビルトイン)」が接続可能です。

    • 出力データストアの種類が「データベース」の場合
      「データベース格納部品」が接続可能です。

  7. 4.2.2 分析を行うフローを作成”で作成したフローの部品の出力コネクターと格納部品の入力コネクターを連結します。連結方法については、“4.1 分析フローを作成するときの基本操作”を参照してください。

  8. 格納部品の出力コネクターと出力データストアの入力コネクターを連結します。連結方法については、“4.1 分析フローを作成するときの基本操作”を参照してください。

  9. 出力データストアと格納部品のプロパティを設定します。プロパティの設定方法については、“4.2.4 ノードのプロパティを設定”を参照してください。

注意

複数の分析フローの実行結果を1つの出力データストアに格納すると、複数の分析フローの実行結果が1つのファイルやテーブルに混在してしまいます。その結果、任意の分析フローの実行結果を取出せなくなってしまう可能性があります。
このため、複数の分析フローで同じ出力データストアを配置した場合、2つ目の分析フローの保存時にエラーとなります。