Enterprise Manager/Manager/Proxy Manager/Agentをインストールした後、収集ポリシーを作成して適用することにより、性能情報収集が開始されます。
注意
対象サーバで以下の作業が行われた場合には、ポリシーの再作成、および、運用管理クライアントでの構成情報の取得が必要になります。
情報収集ポリシーを変更した場合
例)
収集テンプレート(template.dat)の変更
レスポンス・稼働管理対象構成情報(ServiceConf.xml)の変更
連携するミドルウェア等をインストールした場合
例)
Symfoware Serverのインストール
連携するミドルウェア等をアンインストールした場合
例)
Operation Managerのアンインストール
連携するミドルウェア等の設定を変更した場合
例)
Interstageの設定変更
Symfoware Serverの設定変更
Oracleの設定変更
Centric Manager連携設定の変更
サーバのハードウェア構成の変更があった場合
例)
Linuxサーバのシングルプロセッサ/マルチプロセッサの変更
OSの環境変更があった場合
例)
ホスト名の変更
Linuxのパッチ適用によるsysstatのバージョン変更
インストールレス型Agentの監視サーバのIPアドレス、ユーザー、パスワードなどの変更により、定義ファイルを変更した場合
例)
接続アカウント定義ファイル(remoteAccount.txt)の変更
リモート監視定義ファイル(remoteAgent.txt)の変更
エコ情報の監視対象のIPアドレスなどの変更により、定義ファイルを変更した場合
例)
SNMPエージェントの構成情報ファイル(ecoAgentInfo.txt)の変更
エコ情報収集定義ファイル(collectOID.txt)の変更
ポイント
収集する情報には、大きく2種類があります。
サーバ内リソース情報 (Enterprise Manager/Manager/Proxy Manager/Agentで収集可能な情報)
レスポンス・稼働情報 (Manager/Proxy Managerで収集可能な情報)
収集ポリシーは、ポリシー作成からポリシー適用というステップで行われます。
一度適用したポリシーを、一時的に変更することができます。
それぞれの操作に対応するコマンドが提供されています。
情報の収集は、収集ポリシーを作成することで、初めて行われます。必ず収集ポリシーを作成した上で、ポリシー適用を実施してください。
ここで説明するポリシーコマンドには、サーバ上で実行するコマンドと、運用管理クライアント上で実行するコマンドがあります。
実行環境 | コマンド名 | 用途 |
---|---|---|
Enterprise Manager/ | 性能情報を収集する場合使用します。 | |
収集動作を一時的に変更(停止/起動)します。 | ||
運用管理 | ポリシー配付機能を使用する場合使用します。 | |
※ポリシー配付機能については、使用手引書「ポリシー配付」を参照してください。
■性能情報を収集するサーバ上でポリシーの作成と適用を実施する場合
■ポリシー配付機能を使用する場合
ポイント
ポリシー配付機能は、同一の定義を複数のサーバに配付する場合に効果的です。管理対象となるサーバ台数や状況に応じて使用してください。