ページの先頭行へ戻る
 ApcoordinatorUJIタグリファレンス
FUJITSU Software

5.9 uji:checkBox

uji:checkBoxについて説明します。uji:checkBoxには、以下の機能があります。

また、ブラウザによる対応状況についても説明します。

基本機能

uji:checkBoxタグは、チェックボックスを作成します。

beanとpropertyで指定されたデータBeanのプロパティに対応して、データを表示・入力します。指定されたデータがCheckBoxModelインタフェースを持つ場合は、データBean側で文字色などのいくつかの書式を指定することができます。データBean側とアトリビュートと双方で書式を設定した場合は、データBeanの指定が優先されます。 CheckBoxModelインタフェースの代わりに外付け属性を利用する方法については、“Apcoordinatorユーザーズガイド”を参照してください。

uji:checkBoxタグは、HTMLのFORMタグまたはuji:formタグの中に記述します。

アトリビュート

uji:checkBoxタグのアトリビュートは以下を指定します。

アトリビュート名

省略

意味

省略時の動作

bean

データBeanのJSP変数名を指定します。

画面部品タグのカレントオブジェクトを使用します。

property

データBeanのプロパティ名を指定します。

データBean自体がCheckBoxModelインタフェースを持つオブジェクトとして使用されます。

width

フィールドの幅を指定します。(*)

標準の幅となります。

height

フィールドの高さを指定します。(*)

標準の高さとなります。

borderColor

フィールド枠の色を指定します。(*)

標準の色となります。

borderType

フィールド枠の形式を指定します。(*)

標準の形式となります。

borderWidth

フィールド枠の線幅を指定します。(*)

標準の線幅となります。

background

フィールドの背景色を指定します。(*)

標準の背景色となります。

foreground

文字色を指定します。(*)

標準の文字色となります。

fontStyle

文字スタイルを指定します。(*)

標準の文字スタイルとなります。

fontWeight

文字の太さを指定します。(*)

標準の太さとなります。

fontSize

文字の大きさを指定します。(*)

標準の大きさとなります。

textDecoration

文字の装飾形式を指定します。(*)

標準の装飾形式となります。

enabled

項目の操作の可否をtrue/falseで指定します。

true

verticalAlignment

フィールドの縦位置合わせ方法を指定します。(*)

標準値となります。

tabIndex

タブ順を数値で指定します。

配置順となります。

tipText

マウスポイント時に表示するティップの文字列を指定します。

表示しません。

label

ラベルテキストを指定します。

表示しません。

css

class属性の属性値を指定します。以下のタグにclass属性を設定します。
INPUT, LABEL

class属性を出力しません。

visible

項目の表示の有無をtrue/falseで指定します。

true

event

イベント発生時に実行するJavaScriptを記述します。

イベント発生時にJavaScriptを実行しません。

(*)“7.5.1 項目の指定方法”を参照してください。

コンテント

uji:checkBoxタグのコンテントは記述できません。

使用例

JSP

<uji:checkBox bean="body" property="checkData"
        foreground="green" />
注意事項
  • beanアトリビュートは画面部品タグのレンダラの中で、カレントオブジェクトが利用できる場合にのみ省略できます。

  • HTMLに展開されるときに改行コードが挿入されます。改行コードが不要な場合は本タグは使用しないでください。

  • 各ブラウザでそれぞれのアトリビュートが有効かどうかは“ブラウザ対応状況”を参照してください。

XML連携機能

uji:checkBoxはチェックボックスを作成します。uji:checkBoxタグは以下の動作をします。

beanが保持するXMLツリーからpropertyまたはxpathで指定された要素の内容に従ってチェックボックスのチェック状態を表示します。

イベントモデルではXML連携機能は利用できません。

アトリビュート

uji:checkBoxタグでは、XML連携機能を使用する際に以下のアトリビュートを指定します。これ以外のアトリビュートについては、“基本機能”を参照してください。

アトリビュート名

省略

意味

省略時の動作

bean

データBeanまたはXMLデータBeanのJSP変数を指定します。(*)

カレントオブジェクトを使用します。

property

表示と入力の対象となる要素をルート要素の子要素名で指定します。(*)

propertyまたはxpathいずれかの指定が必要です。

xpath

表示と入力の対象となる要素をルート要素からの相対パスで指定します。(*)

propertyまたはxpathいずれかの指定が必要です。

(*)“7.4.1 使用するXML要素の指定方法”を参照してください。

XMLデータの構造
  • propertyまたはxpathは単純要素を指定します(*1)。

  • propertyまたはxpath指定した要素の内容が"true"(大文字小文字は区別しません)の場合チェック状態となります。

    (*1) 要素の集合を指定した場合の動作は“7.4.3 要素や属性の集合を指定した場合の動作”を参照してください。

使用例

XML

<root>
  <order>
    <no>1</no>
    <name>米酢</name>
    <check>true</check>
  </order>
</root>

JSP

<uji:checkBox bean="body" xpath="order/check" label="米酢"/>

表示画面

イベントモデル

uji:checkBoxタグは、チェックボックスを作成します。

uji:checkBoxタグは、uji:formタグの中に記述します。

uji:checkBoxタグの動作については、“基本機能”を参照してください。

アトリビュート

uji:checkBoxタグは、イベントモデルで使用する際に以下のアトリビュートを指定します。これ以外のアトリビュートについては、“基本機能”を参照してください。

アトリビュート名

省略

意味

省略時の動作

bean

managed beanの名前を指定します。

画面部品タグのカレントオブジェクトを使用します。

property

managed beanのプロパティ名を指定します。

managed bean自体がCheckBoxModelインタフェースを持つオブジェクトとして使用されます。

valueChangeListener

バリューチェンジリスナメソッドをメソッドバインディング式で指定します。

バリューチェンジリスナメソッドを使用しません。

immediate

値の変換と検証を処理するフェーズを指定します。

  • trueの場合、Apply Request Valuesで処理されます。

  • falseの場合、Process Validatorsで処理されます。

false

id

コンポーネントのIDを指定します。

自動的に付与されます。

コンテント

uji:checkBoxタグのコンテントには以下のタグが記述できます。

  • f:valueChangeListener(0個以上)

使用例

JSP

 <f:view>
  <uji:form name="myform">
    <uji:checkBox bean="myBean" property="checkData"
             foreground="green" />
  </uji:form>
</f:view>
注意事項

注意事項については、“基本機能”を参照してください。

ブラウザ対応状況

アトリビュート

IE7

IE8

IE9

IE10

IE11

width

※1

※1

※1

height

※1

※1

※1

borderColor

borderType

borderWidth

※2

※2

background

foreground

fontStyle

fontWeight

fontSize

textDecoration

※3

※3

※3

※3

※3

enabled

verticalAlignment

※4

※4

※4

※4

※4

tabIndex

tipText

label

css

※5

※5

※5

※5

※5

visible

※1: 幅または高さの小さいサイズにそった正方形のチェックボックスとなります。

※2: 実数値+単位は、指定不可です。

※3: blinkは指定できません。

※4: ベースラインから下へのスペース指定です。

※5: CSSを使った設定が実際に表示に反映されるかどうかはブラウザの仕様に依存します。