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 ApcoordinatorUJIタグリファレンス
FUJITSU Software

2.8 uji:frame

uji:frameについて説明します。uji:frameには、以下の機能があります。

基本機能

uji:frameタグは、画面をフレームに分割して表示する場合に、HTMLのFRAMEタグの代わりに使用します。

アトリビュート

uji:frameタグのアトリビュートは以下を指定します。

アトリビュート名

省略

意味

省略時の動作

name

不可

フレーム名を指定します。フレーム名には英数字と'_'が使用できます。

省略できません。

src

フレームで使用する制御ページのURLを指定します。

フレームには何も表示されません。

sync

他のフレームの表示完了を待つ場合はtrueを指定します。trueを指定した場合、sync="true"が指定された全てのフレームの表示が完了するまで待ちます。待っている間は、このフレームに表示された画面から送信されたリクエストは受け付けられません。

false

extProps

FRAMEタグのアトリビュートを追加する場合に指定します。

何も追加しません。

以下のアトリビュートはHTMLのFRAMEタグと同様に使用します。

frameborder, marginheight, marginwidth, noresize, scrolling

上記アトリビュートの指定ではアトリビュート値を省略することはできません。noresizeを指定する場合、以下のようにアトリビュート値を明示的に指定してください。

<uji:frame name="navFrame" noresize="noresize" />

HTMLのFRAMEタグで使用可能なアトリビュートで、uji:frameにはないものを指定する場合は、extPropsアトリビュートで指定します。uji:frameタグが出力するHTMLのFRAMEタグには、extPropsに与えた記述がそのままアトリビュートの位置に出力されます。複数のアトリビュートを指定する場合はスペースで区切って記述します。なお、uji:frameタグのアトリビュートとして指定可能なアトリビュートをextPropsで指定することはできません。以下は、FRAMEタグにidアトリビュートとclassアトリビュートを追加する例です。

<uji:frame name="navFrame" extProps="id='nav1' class='normal'" />
コンテント

uji:frameタグのコンテントは記述できません。

使用例

JSP

<HTML>
<HEAD>
  <uji:dispatch/>
  <uji:windowControl/>
</HEAD>
<FRAMESET rows="80%,*">
  <uji:frame src="mainFrm.jsp" name="mainFrame"/>
  <uji:frame src="navFrm.jsp" name="navFrame"/>
  <NOFRAMES>
  フレーム対応のブラウザをご使用ください。
  </NOFRAMES>
</FRAMESET>
</HTML>
注意事項
  • uji:frameタグで作成したフレームにフォームを表示させる場合は、uji:formタグを使用してフォームを作成してください。HTMLのFORMタグを使用すると、正しく画面が遷移しない場合があります。

  • Internet Explorer 10、またはInternet Explorer 11でuji:frameタグを使用して開いたサブウィンドウから親ウィンドウへ操作すると、新しいウィンドウが開くことがあります。[ユーザアカウント制御の設定]ダイアログで「通知しない」を設定し、アドレスバーにある[互換表示]アイコンをクリックすることで回避できます。

  • 以下のブラウザでのみ動作を確認しています。
    Windows版

    • Internet Explorer 7

    • Internet Explorer 8

    • Internet Explorer 9

    • Internet Explorer 10

    • Internet Explorer 11