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 ApcoordinatorUJIタグリファレンス
FUJITSU Software

2.9 uji:resourceText

uji:resourceTextについて説明します。uji:resourceTextには、以下の機能があります。

基本機能

uji:resourceTextタグは、リソースファイルに定義した文字列を出力します。

アトリビュート

uji:resourceTextタグのアトリビュートは以下を指定します。

アトリビュート名

省略

意味

省略時の動作

id

不可

リソースファイルで定義したテキストのIDを指定します。"uji."で始まるIDを指定すると、Apcoordinatorであらかじめ定義されているテキストが出力されます。

省略できません。

escape

false、true、fullのいずれかを指定します。

  • false
    リソースファイルに定義した文字列をそのままHTMLに出力します。

  • true
    「"」、「&」、「<」、「>」をそれぞれ「&quot;」、「&amp;」、「&lt;」、「&gt;」に変換して出力します。

    また、初期化パラメタuji.escapeにtrueが指定されている場合、上記に加え「'」を「&#39;」に変換します。

  • full
    初期化パラメタuji.escapeがfalse、または省略した場合、trueの動作となります。

    初期化パラメタuji.escapeがtrueの場合、trueの変換に加え、「 」(半角スペース) を「&nbsp;」に変換して出力します。

true

idアトリビュートに以下の値を指定すると、Apcoordinatorであらかじめ定義されているテキストが出力されます。

idアトリビュートの値

出力されるテキスト

uji.disableBack

ブラウザの「戻る」ボタンの使用を擬似的に防止するためのJavaScriptを出力します。「戻る」ボタンによって表示させたくない画面で使用します。詳細は“Apcoordinator ユーザーズガイド”の“ブラウザの「戻る」ボタンを無効にしたい”を参照してください。

uji.findElement

JavaScriptで定義した関数findElementを出力します。この関数は、コンポーネントタグが出力したINPUTタグ、SELECTタグ、TEXTAREAタグをJavaScriptで参照したい場合に使用します。詳細は“Apcoordinator ユーザーズガイド”の“コンポーネントタグが作成した入力項目をJavaScriptで参照したい”を参照してください。

上記の値を指定した場合は、escapeアトリビュートの指定は不要です。JavaScriptの記述を有効にするため、常にescape="false"が指定されたものとして動作します。

コンテント

uji:resourceTextタグのコンテントは記述できません。

使用例

JSP

<uji:resourceText id="userNotFoundErrMsg"/>

イベントモデル

uji:resourceTextタグは、リソースファイルに定義した文字列を出力します。

アトリビュート

uji:resourceTextタグは、イベントモデルで使用する際に以下のアトリビュートを指定します。これ以外のアトリビュートについては、“基本機能”を参照してください。

アトリビュート名

省略

意味

省略時の動作

converter

コンバータをコンバータIDもしくはバリューバインディング式で指定します。

コンバータを使用しません。

componentId

コンポーネントのIDを指定します。

自動的に付与されます。

コンテント

uji:resourceTextタグのコンテントには以下のタグが記述できます。

  • f:converter(最大1個)

使用例

JSP

<f:view>
  <uji:resourceText id="userNotFoundErrMsg"/>
</f:view>
注意事項

uji:resourceTextタグでコンバータを利用する場合、getAsStringメソッドに渡される第3引数の型は、Beanのプロパティの型です。
UIコンポーネントの値を画面に表示する場合(javax.faces.convert.ConverterインタフェースのgetAsString)のみ有効です。