PCMIサービスはInterstage Java EE 6 DASサービスおよびサーバーインスタンスに対して、生存通知を監視します。
生存通知の監視では、サーバーインスタンスからPCMIサービスに一定間隔で生存通知を行います。何らかの原因でこの生存通知が監視時間以上途絶えた場合、サーバーインスタンスの運用で問題が発生していると判断します。
生存通知間隔は、5秒です。生存通知の監視時間の省略値は、30秒です。
生存通知の監視時間を超過した場合の動作は、「生存通知監視時間超過時の制御」で設定します。
「生存通知監視時間超過時の制御」に指定可能な動作を以下に示します。
通知しない
生存通知の監視時間を超過した場合、以下の処理を行います。
Java VMログに1回目のフルスレッドダンプを出力します。
1.の10秒後、Java VMログに2回目のフルスレッドダンプを出力します。
注意
生存通知の監視時間の超過を検出したサーバーインスタンスは、処理を継続します。
警告メッセージを出力する
生存通知の監視時間を超過した場合、以下の処理を行います。
イベントログ/システムログに、警告メッセージ「PCMI1108」を出力します。
Java VMログに1回目のフルスレッドダンプを出力します。
2.の10秒後、Java VMログに2回目のフルスレッドダンプを出力します。
注意
生存通知の監視時間の超過を検出したサーバーインスタンスは、処理を継続します。
プロセスを強制停止する
生存通知の監視時間を超過した場合、以下の処理を行います。
イベントログ/システムログに、エラーメッセージ「PCMI1109」を出力します。
Java VMログに1回目のフルスレッドダンプを出力します。
2.の10秒後、Java VMログに2回目のフルスレッドダンプを出力します。
3.の10秒後、プロセスを強制停止します。
参照
「生存通知監視時間」および「生存通知監視時間超過時の制御」の設定については、「6.2.1 PCMIプロファイルの変更方法」を参照してください。
PCMIサービスの定義項目については、「7.1 PCMIサービスの定義項目」を参照してください。