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Interstage Application Server/Interstage Web Server Express Java EE運用ガイド(Java EE 6編)
FUJITSU Software

2.5.5 生存通知の監視

PCMIサービスはInterstage Java EE 6 DASサービスおよびサーバーインスタンスに対して、生存通知を監視します。

生存通知の監視では、サーバーインスタンスからPCMIサービスに一定間隔で生存通知を行います。何らかの原因でこの生存通知が監視時間以上途絶えた場合、サーバーインスタンスの運用で問題が発生していると判断します。

生存通知間隔は、5秒です。生存通知の監視時間の省略値は、30秒です。



生存通知の監視時間を超過した場合の動作は、「生存通知監視時間超過時の制御」で設定します。

「生存通知監視時間超過時の制御」に指定可能な動作を以下に示します。

通知しない

生存通知の監視時間を超過した場合、以下の処理を行います。

  1. Java VMログに1回目のフルスレッドダンプを出力します。

  2. 1.の10秒後、Java VMログに2回目のフルスレッドダンプを出力します。


注意

生存通知の監視時間の超過を検出したサーバーインスタンスは、処理を継続します。


警告メッセージを出力する

生存通知の監視時間を超過した場合、以下の処理を行います。

  1. イベントログ/システムログに、警告メッセージ「PCMI1108」を出力します。

  2. Java VMログに1回目のフルスレッドダンプを出力します。

  3. 2.の10秒後、Java VMログに2回目のフルスレッドダンプを出力します。


注意

生存通知の監視時間の超過を検出したサーバーインスタンスは、処理を継続します。


プロセスを強制停止する

生存通知の監視時間を超過した場合、以下の処理を行います。

  1. イベントログ/システムログに、エラーメッセージ「PCMI1109」を出力します。

  2. Java VMログに1回目のフルスレッドダンプを出力します。

  3. 2.の10秒後、Java VMログに2回目のフルスレッドダンプを出力します。

  4. 3.の10秒後、プロセスを強制停止します。


参照