Interstageでは、Systemwalker Operation Managerとの連携により、以下のようなシステムの運用・管理作業を自動化できます。
ワークユニットの自動実行/監視/操作
ワークユニットをジョブネット内のジョブとして登録することにより、ワークユニットの自動起動や、監視、操作が可能となります。
ただし、IJServerは操作できません。
ワークユニットおよびバッチジョブ間の資源の排他制御
ワークユニットとバッチジョブをグループとして実行することもできます。この時、ワークユニットとバッチジョブの間の排他制御が可能となります。
ただし、IJServerは操作できません。
以下に連携のための準備作業と運用操作方法を説明します。
準備作業
以下の手順でワークユニットをジョブネットに登録します。
プロジェクトを登録する
ワークユニットをスケジュールする場合、最初にプロジェクトを登録します。
プロジェクトには、「プロジェクト名」および「所有者名」を登録します。
ジョブネットを登録する
ジョブネットを構成するジョブを登録します。
ジョブネットごとに、実行のスケジュールが行われます。
ワークユニットの場合には、1つのジョブネットに1つのワークユニットを登録します。
ジョブネット情報を登録する
ジョブネット情報(基本情報/メッセージ/起動日/カレンダ/運用期間)を登録します。
ジョブネットの起動日を登録する
ジョブネットを起動する日を登録します。
起動日雛形を登録する
ジョブネットを起動する日の雛形を登録します。
ジョブを登録する
ジョブを登録します。ジョブの登録では、ワークユニットに関する以下の情報を登録します。
ワークユニット名
コメント
依頼ホスト名
キュー名
リソース名
リソース割当(共有/排他)
運用操作方法
運用時のジョブネットの監視/操作方法は以下のとおりです。
ジョブネットの状態監視
運用中は、バッチジョブと同様に、「ジョブ一覧」および「ジョブネットの監視」ウインドウでジョブネットの状態を監視します。
ジョブネットの操作
ジョブネットは、必要に応じて操作(強制終了/起動/再起動/停止/停止解除/無効/無効解除/確認)できます。
ジョブネットの履歴表示
ジョブネットは、必要に応じて履歴を表示できます。
注意
本機能を使用するには、isstartコマンドを使用し、Interstageの起動を行う必要があります。各サービスから提供されている起動コマンドは使用しないでください。
なお、クラスタシステムでInterstageを運用する場合には、クラスタシステムの運用方法に従ってください。