ページの先頭行へ戻る
Interstage Application Server 運用ガイド(基本編)
FUJITSU Software

第5章 Systemwalkerとの連携

InterstageではSystemwalker製品と連携して、以下の機能が使用できます。

注意

連携するSystemwalkerのバージョン・レベルにより、使用できる機能を限定される場合があります。「システム設計ガイド」を参照し、使用できる機能範囲を確認してください。


Enterprise EditionSystemwalker Centric Managerと連携した稼働監視

  • ワークユニットおよびオブジェクトの稼働状態監視

  • アプリケーション処理状況のリアルタイム監視(Systemwalker Centric Managerとの連携)
    以下に対しての滞留キュー数(待ちメッセージ数)をリアルタイムに監視できます。

    • CORBAワークユニットのインプリメンテーションリポジトリ

    • トランザクションワークユニットのオブジェクト

    • AIM連携用ワークユニットのオブジェクト


    優先度の低い業務のキューを閉塞したり、プロセス多重度を動的に増やしたりする(トランザクションアプリケーションのみ)などの対処方法があります。

Systemwalker Centric Managerの機能により、リアルタイムに異常事象の発生を知ることができます。また、任意のリカバリ処理等を作成して、Systemwalker Centric Managerへ登録することにより、異常発生時に、自動的にリカバリ処理を実行することも可能です。
詳しくは、Systemwalker Centric Managerのマニュアルを参照してください。


Enterprise EditionSystemwalker Software Deliveryと連携したアプリケーション配付・世代管理

  • アプリケーション資源の一括配付
    Systemwalker Software Deliveryの資源配付機能により、アプリケーションとアプリケーション以外の資源を一括して、複数のサーバへ配付することができます。このことにより、複数サーバへのアプリケーション資源の配付がより効率的に行えるようになります。

  • アプリケーションの世代管理
    Systemwalker Software Deliveryは、配付したアプリケーションを複数世代にわたって管理できます。このことにより、サーバに複数の世代が配付されていない場合には、世代順に適用して世代抜けが発生しないように配付することができます。

注意


Systemwalker Software Deliveryと連携したアプリケーション配布・世代管理は、使用できません。


Enterprise EditionSystemwalker Resource Coordinatorと連携した動的ダウンリカバリ

  • 分散トランザクションの動的ダウンリカバリ
    リソースマネージャがクラスタリング環境で構成されている場合に、リソースマネージャのダウンを検出し、トランザクションのリカバリ処理およびリソースマネージャとのコネクション再接続を安全かつ自動的に行います。

Systemwalker Resource Coordinatorのサービス階層間イベント配送機能により、実現されます。
詳しくは、Systemwalker Resource Coordinatorのマニュアルを参照してください。


Systemwalker Software Configuration Managerと連携した仮想システムの自動配備

Systemwalker Software Configuration Managerとの連携により、Interstage Application Serverを使用した開発・実行環境を、利用者の要求に応じて自動配備を行う運用ができます。
詳しくは、Systemwalker Software Configuration Managerのマニュアルを参照してください。


Systemwalker Operation Managerと連携した自動運転

スケジュールに沿ったワークユニットの運用(起動・停止)が行えます。
詳しくは、Systemwalker Operation Managerのマニュアルを参照してください。


Systemwalker Service Quality Coordinatorと連携したトランザクション内訳分析

Systemwalker Service Quality Coordinatorのトランザクション内訳分析機能を利用して、J2EEアプリケーション/Java EEアプリケーションのコンポーネントごとの処理時間を測定することができます。
詳しくは、Systemwalker Service Quality Coordinatorのマニュアルを参照してください。