格納場所
サンプルは以下にあります。
バックアップの場合
C:\Interstage\sample\backup_restore\isbackup.bat
リストアの場合
C:\Interstage\sample\backup_restore\isrestore.bat
移入の場合
C:\Interstage\sample\backup_restore\isimport.bat
バックアップの場合
/opt/FJSVisas/sample/backup_restore/isbackup
リストアおよび移入の場合
/opt/FJSVisas/sample/backup_restore/isrestore
バックアップの場合
/opt/FJSVisas/sample/backup_restore/isbackup
リストアの場合
/opt/FJSVisas/sample/backup_restore/isrestore
移入の場合
/opt/FJSVisas/sample/backup_restore/isimport
実行形式
サンプルの実行形式を以下に示します。
コマンド名 [-s]
コマンド名は、バックアップ/リストア/移入用サンプルのバッチファイルまたはシェルスクリプトのファイル名です。
-sオプションは、マルチサーバ管理機能を使用している環境(管理サーバまたは管理対象サーバ。これらのサーバ機能が共存しているサーバも含む)に対してリストアまたは移入する場合に必要です。なお、リストアおよび移入の操作を管理対象サーバに対して行う場合には、リザーブサーバに対してのみ実行してください。
コマンド名 [-s] バックアップ・リストア対象定義ファイル
コマンド名は、バックアップ/リストア/移入用サンプルのバッチファイルまたはシェルスクリプトのファイル名です。また、パラメタとしてバックアップ・リストア対象定義ファイルを指定します。
-sオプションは、マルチサーバ管理機能を使用している環境(管理サーバまたは管理対象サーバ。これらのサーバ機能が共存しているサーバも含む)に対してリストアまたは移入する場合に必要です。なお、リストアおよび移入の操作を管理対象サーバに対して行う場合には、リザーブサーバに対してのみ実行してください。
例
以下に、サンプルの実行例を示します。
通常のサーバ(スタンドアロンサーバ)からバックアップする場合
isbackup.bat
管理サーバにリストアする場合
C:\Interstage\sample\backup_restore\isrestore.bat -s
管理対象サーバ(リザーブサーバ)に移入する場合
C:\Interstage\sample\backup_restore\isimport.bat -s
通常のサーバ(スタンドアロンサーバ)からバックアップする場合
/opt/FJSVisas/sample/backup_restore/isbackup definition_file
definition_file:バックアップ・リストア対象定義ファイル
管理対象サーバ(リザーブサーバ)に移入する場合
/opt/FJSVisas/sample/backup_restore/isrestore -s definition_file
definition_file:バックアップ・リストア対象定義ファイル
通常のサーバ(スタンドアロンサーバ)からバックアップする場合
/opt/FJSVisas/sample/backup_restore/isbackup
管理サーバにリストアする場合
/opt/FJSVisas/sample/backup_restore/isrestore -s
管理対象サーバ(リザーブサーバ)に移入する場合
/opt/FJSVisas/sample/backup_restore/isimport -s
注意
マルチサーバ管理機能を使用している場合、リストア/移入操作は、以下のいずれかのサーバ種別のサーバに対してのみ行います。サーバグループに所属する管理対象サーバや、単体運用の管理対象サーバに対してはリストアしないでください。
管理サーバ
管理対象サーバ(リザーブサーバのみ)
管理サーバと管理対象サーバ(リザーブサーバ)が共存しているサーバ
管理サーバとスタンドアロンサーバが共存しているサーバ
記述形式
isbackup、isrestoreおよびisimportにはInterstageのバックアップ・リストアの手順が命令として記述されています。
各処理は、処理内容により以下の形式でコメントが付けられています。
#============================================ # 数字. 英語の説明文 #============================================
処理概要
各処理の概要を説明します。
コメント | 処理内容 |
---|---|
:DEFINITION_PART | バックアップ・リストア対象の定義 |
:PROCEDURE_PART | 主処理 |
コメント | 処理内容 |
---|---|
0. Environment Check | 実行権限のチェック |
1. check the input parameter | コマンドパラメタのチェック |
2-1. set the backup COMMAND | コマンド名の変数定義 (バックアップ時) |
2-1. set the restore COMMAND | コマンド名の変数定義 (リストア時) |
2-2. set the section name list | バックアップ・リストア対象の変数定義 |
2-3. get the file line and set line = 0 | バックアップ・リストア対象資源ファイルの構文解析 |
2-4. check the def file format | |
2-5. check sub-routines | |
3. MAIN | 主処理 |
4. Sub-Routines | 対象資源のバックアップ・リストア処理 |
記述内容
バックアップ・リストア対象資源の定義については、「4.9.2 バックアップ・リストア対象資源の定義方法」を参照してください。
Interstage管理コンソールと関連性を持つサービスが、バックアップ/リストア/移入の対象として指定されている場合には、以下のサービスの動作状態をチェックします。
Interstage Operation Toolサービス
Interstage JMXサービス
バックアップ・リストア処理は、対象資源ごとに、以下の形式で処理が区切られています。
## サービス名 START : (バックアップ・リストア処理の記述) : ## サービス名 END
サービス名(可変)は、バックアップ・リストア対象資源と、以下のように対応します。
サービス名 | バックアップ・リストア対象資源 |
---|---|
ISCOM | Interstageセットアップ資源 |
GUI | Interstage管理コンソール資源 |
JMX | Interstage JMXサービス資源 |
ISCM | 業務構成管理のリポジトリ資源 |
OD | CORBAサービス資源 |
ES | イベントサービス資源 |
PORB | Portable-ORB資源 |
TD | コンポーネントトランザクションサービス資源 |
| データベース連携サービス資源 |
SSOsv | Interstage シングル・サインオン資源(リポジトリサーバ) |
SSOac | Interstage シングル・サインオン資源(認証サーバ) |
SSOaz | Interstage シングル・サインオン資源(業務サーバ) |
IHS | Interstage HTTP Server資源 |
AHS | Interstage HTTP Server 2.2資源 |
WSC | Webサーバコネクタ(Interstage HTTP Server 2.2用)の資源 |
J2EE | J2EE共通資源 |
IJServer | IJServer資源 |
JavaEE | IJServerクラスタ資源 |
JavaEE6 | Java EE 6資源 |
JMS | Interstage JMS資源 |
IREP | Interstage ディレクトリサービス資源 |
ISSCS | Interstage証明書環境資源 |