管理サーバの場合の、Interstage資源を他サーバへ移行する場合の、移行先サーバで実施する資源移入手順について説明します。
ポイント
ここでは、以下のバックアップ資源格納用ディレクトリが存在することを前提に説明します。
X:\Backup
/backup
注意
資源の移入は、以下を確認した上で操作を開始してください。
Interstageのインストールが完了していること。
Interstageのインストールディレクトリ、インストールドライブ(Windows (R)の場合)が、資源移出元サーバと同じディレクトリ構成に配置されていること。
Interstageのインストールディレクトリに設定されている8.3形式(ショートネーム)のディレクトリ名が資源移出元サーバと同じであること。
管理サーバ機能の資源を移入する場合は、以下の製品がインストールされたサーバに移入することができます。以下以外の製品がインストールされたサーバに対して管理サーバ機能を移入した場合、Interstage JMXサービスの移入に失敗します。
Interstage Application Server Enterprise Edition
操作手順
Interstage資源を他サーバへ移入する場合の、移行先サーバで実施する資源移入手順は、同一マシン上でのリストア手順とほぼ同じです。「4.2.5 リストア手順(管理サーバの場合) 」を参照してください。
ここでは、リストア手順とは手順が異なる場合について説明します。
サービスの停止
「4.2.2 バックアップ手順(管理サーバの場合) 」の「サービスの停止」を参照して、サービスを停止します。
移入対象資源の確認
移入対象とするサービス資源は、移出操作時に、移出対象とした資源になります。以降の操作では、移入対象とするサービス資源に対して移入操作を行ってください。
資源の移入
資源の移入方法は、管理対象サーバおよびスタンドアロンサーバの場合と同じです。
「4.7 資源移入手順詳細」に記載されている各サービス資源の移入手順を参照してください。
なお、業務構成管理とInterstage ディレクトリサービスの移入手順はリストア手順と全く同じです。
サービスの起動
「4.2.2 バックアップ手順(管理サーバの場合) 」の「サービスの起動」を参照してサービスを起動します。
注意
資源移入後のサービス起動に失敗した場合には、出力メッセージに対する対処の前に、移入資源の不足、移入手順の誤りなどがないかを確認してください。