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Interstage Application Server 運用ガイド(基本編)
FUJITSU Software

4.5.11 Interstage HTTP Server資源のリストア

Interstage HTTP Server資源のリストア手順について説明します。


リストアコマンド

Interstage HTTP Server資源のリストアは、以下のコマンドを使用します。

C:\Interstage\bin\ihsrestore.exe

/opt/FJSVihs/bin/ihsrestore


ihsrestoreコマンドは、すべてのWebサーバが停止している状態で実行する必要があります。


リストア方法

バックアップ先パスがX:\Backup\IHSの場合の操作例を以下に示します。

ihsrestoreコマンドでバックアップ用ディレクトリを指定し、Interstage HTTP Server資源をリストアします。(注意参照)
    ihsrestore -d X:\Backup -t all


バックアップ先パスが/backup/FJSVihsの場合の操作例を以下に示します。

ihsrestore コマンドでバックアップ用ディレクトリを指定し、Interstage HTTP Server資源をリストアします。(注意参照)
    ihsrestore -d /backup -t all


注意

ihsrestoreコマンドの-t allオプションは、環境定義ファイルの他に、パスワードファイルおよび公開用ルートディレクトリ(環境定義ファイル(httpd.conf)のDocumentRootディレクティブに指定したディレクトリ)を対象とする場合に指定します。なお、ihsrestoreコマンドの-t allオプションを指定する場合は、ihsbackupコマンドにおいても-t allオプションを指定しておく必要があります。


注意事項