APNsへのメッセージ送信のための、SOCKSプロキシへの接続の設定を行います。
また、APNsへのメッセージ送信のエラー通知に関する設定を行います。
APNsを利用したメッセージ通知では、IMAPSサーバからApple社のサービスに対して、通常のHTTP(S)ポートではなく固有のポートへの接続を行います。
そのため、ファイアーウォールを透過させるためには、SOCKSプロキシを利用します。
SOCKSプロキシへの接続に使用する、ホスト名、ポート番号、ユーザー名、パスワードをプッシュプロパティファイル(impush.properties)に設定します。
詳細は「第13章 サーバ定義ファイル」を参照してください。
APNsを使用するための証明書(entrust)を登録します。
(※1) 2014/07/01 現在のファイル名であり、変更される可能性があります。
ポイント
メッセージ送信時に、APNsから返却されるエラー情報(error-response packets)を待ち合わせる時間を「プッシュプロパティファイル(impush.properties)」に設定します。
設定値が大きい場合、送信後の待ち時間(メッセージの送信のWeb API復帰時間)が大きくなる場合があります。
設定値が小さい場合、メッセージを送信した際にエラー検知できない場合があります。
APNsのシステムからの応答がなんらかの理由で遅延している場合に設定を変更します。通常は変更の必要はありません。
詳細は「第13章 サーバ定義ファイル」を参照してください。
APNsのフィードバックサービス(feedback service)のログについて、ログサイズやローテーションの世代数などの設定を行います。
ログの設定については、「12.1.1 IMAPSサーバが出力するログ」および「第13章 サーバ定義ファイル」を参照してください。