本項では、筐体間バックアップ環境の定義を削除する手順について説明します。
図F.7 筐体間バックアップ環境の定義の削除の説明図
運用サイト(運用側装置)での作業
NASバックアップボリュームとREC先ボリュームとのRECセッションが存在する場合、RECセッションを停止します(1)。
NASバックアップボリュームと待機側/バックアップ側装置のバックアップボリュームのRECセッションが存在する場合、RECセッションを停止します(2)。
REC先ボリュームとバックアップボリュームのQuickOPCセッションが存在する場合、QuickOPCセッションを停止します(3)。
(1)、(2)および(3)のコピーペア定義およびコピーグループ定義を削除します。
待機/バックアップサイト(待機側/バックアップ側装置)での作業
(1)、(2)および(3)のコピーペア定義およびコピーグループ定義を削除します。
REC先ボリュームおよびバックアップボリュームを削除します。
参考
筐体間バックアップ環境の定義を削除したあと、NAS環境の解体も行う場合は、『ETERNUS SF Storage Cruiser 運用ガイド』の「NAS環境の解体」を参照してください。