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ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 16.1 運用ガイド Copy Control Module編
FUJITSU Storage

3.10.5 NASボリュームの2次バックアップ、および別のストレージ装置でのデータ利用について

NASボリュームの2次バックアップを行う場合は、NASバックアップボリュームをコピー元とした通常のアドバンスト・コピー運用を実施してください。

NASボリュームの2次バックアップで利用できるアドバンスト・コピーの種類は、以下のとおりです。

参考

2次バックアップとして、RECを利用した筐体間バックアップを実施する場合、および別のストレージ装置でのデータ利用を行う場合は、「付録F NASボリュームの筐体間バックアップ/リストア」を参照してください。

NASボリュームの2次バックアップ/リストア手順
準備
  1. NASボリュームの2次バックアップ先となる論理ボリュームを作成します。

  2. NASバックアップボリュームと2次バックアップ先の論理ボリュームをコピーペアとした2次バックアップ用のコピーグループを作成します。

バックアップ手順
  1. NAS環境のバックアップ運用に従い、NASボリュームをNASバックアップボリュームへバックアップします。

  2. 2次バックアップ用のコピーグループを利用して、NASバックアップボリュームを2次バックアップ先の論理ボリュームへバックアップします。

リストア手順
  1. NASバックアップボリュームをマウントしている場合は、アンマウントします。

  2. NASボリュームからNASバックアップボリュームに対するコピーを停止します。

  3. 2次バックアップ用のコピーグループを利用して、NASバックアップボリュームに対して2次バックアップ先の論理ボリュームからリストア(コピー)を実施します。

  4. NAS環境のバックアップ運用に従い、NASボリュームをNASバックアップボリュームからリストアします。