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ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 16.1 運用ガイド Copy Control Module編
FUJITSU Storage

3.10.4 バックアップ先ボリュームのアクセス方法

バックアップ先のNASバックアップボリュームをマウントした場合、NASバックアップボリュームをRead-Onlyでアクセスできます。

NASバックアップボリュームのアクセス方法について説明します。

CIFSプロトコルでのアクセス方法

Windowsのファイル共有やネットワークドライブを割り当てることで、アクセスできます。

アドレスバーまたはネットワークドライブ割当て時に以下を入力してください。

\\<NASインターフェースのIPアドレス>\<共有フォルダ名>$bak

Active Directoryによる認証を行う場合、認証サーバの設定の有無によって操作方法が異なります。

NFSプロトコルでのアクセス方法

UNIXサーバ上から以下の手順でNFSマウントすることで、アクセスできます。

LDAPによる認証を行う場合、認証サーバの設定の有無による操作方法の違いはありません。UNIXサーバをLDAPのドメインに参加させてから、NFSマウントしてください。

  1. NASバックアップボリュームのボリューム番号を確認します。
    ボリューム番号の確認手順は、『ETERNUS SF Webコンソール説明書』の「共有フォルダの表示」を参照してください。
    共有フォルダ詳細情報の基本タブで表示される「NASバックアップボリュームNo.」がボリューム番号です。

  2. 管理者権限でUNIXサーバにログインします。

  3. mountコマンドを実行し、共有フォルダをマウントします。
    mountコマンド実行時、以下を指定してください。

    [Solarisの場合]

    mount -F nfs <NASインターフェースのIPアドレス>:/mnt/nas/nv<NASバックアップボリューム番号>/data/<共有フォルダ名> <マウント先ディレクトリ>

    [Linuxの場合]

    mount -t nfs <NASインターフェースのIPアドレス>:/mnt/nas/nv<NASバックアップボリューム番号>/data/<共有フォルダ名> <マウント先ディレクトリ>

    参考

    UNIXサーバ上でshowmountコマンドを実行すると、NFSマウント可能な共有フォルダを確認できます。

    showmount -e <NASインターフェースのIPアドレス>

    NFSマウント後、LDAPに登録済みのユーザーでUNIXサーバにログインすると、共有フォルダに設定した所有者/グループの権限で、共有フォルダにアクセスできます。

    LDAPによる認証を行わない場合は、UNIXサーバにログインすると、共有フォルダにアクセスできます。