本章では、AdvancedCopy Manager CCMを運用するために必要な手順について説明します。
ポイント
AdvancedCopy Manager CCMでは、業務サーバの状態に関係なくバックアップ/リストアを行います。バックアップ/リストアを実行する際は、業務サーバが停止していることを確認してください。
ファイルサーバ運用など、コピー元論理ボリュームをアンマウントしない運用の場合、acutil fsflush (ファイルシステムのフラッシュコマンド)【Windows】を利用してバックアップ/リストアを行うことも可能です。
コピー先の論理ボリュームをWindowsサーバまたはLinuxサーバに接続して運用する場合、コピー実施後にコピー先ボリュームのデータをOSに認識させるために、以下のコマンドを実行してください。
Windowsの場合
acutil refresh -d deviceName
deviceName: コピー先ボリュームの物理デバイス名(PhysicalDrive[ディスク番号])
Linuxの場合
sfdisk -R deviceName
deviceName: コピー先ボリュームのデバイス名(/dev/sd*)
コマンドを利用する場合は、PATH環境変数を設定します。設定方法は、『ETERNUS SF 導入ガイド』の「PATH環境変数の設定」を参照してください。