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ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 16.1 運用ガイド Copy Control Module編
FUJITSU Storage

3.10.6 NASボリュームまたはNASバックアップボリュームが故障した場合の復旧手順について

RAIDの全ディスク故障などにより、NASボリュームまたはNASバックアップボリュームが故障した場合の復旧手順を説明します。

  1. シン・プロビジョニングプールの復旧
    ディスク交換後、Webコンソールから、NASボリュームまたはNASバックアップボリューム用のシン・プロビジョニングプールを作成します。

    参考

    シン・プロビジョニングプールを作成する手順は、『ETERNUS SF Webコンソール説明書』の「シン・プロビジョニングプールの作成」を参照してください。

  2. NASボリュームまたはNASバックアップボリュームの作成
    ETERNUS CLIを使用して、NASボリュームまたはNASバックアップボリュームを作成します。

    ポイント

    故障発生前と同じボリューム名、ボリューム番号を指定して作成します。

  3. NASボリュームまたはNASバックアップボリュームの復旧
    NASボリュームを復旧する場合は、NASバックアップボリュームからリストアします。

    参考

    NASバックアップボリュームからNASボリュームへのリストア手順は、『ETERNUS SF Webコンソール説明書』の「NASボリュームへのリストア」を参照してください。

    注意

    リストアが失敗した場合、NASボリュームにデータ破壊が発生している可能性があります。失敗した原因を取り除いてからリストアを再実行してください。

    NASバックアップボリュームを復旧する場合は、2次バックアップボリュームからリストアします。

    参考

    2次バックアップボリュームからNASバックボリュームへのリストア手順は、「3.10.5 NASボリュームの2次バックアップ、および別のストレージ装置でのデータ利用について」を参照してください。