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Linkexpress Transactional Replication option V5.0L60 説明書
FUJITSU Software

31.1 構成

DB連携定義ツールは、逐次差分連携および初期連携(初期DBの創成)に必要な定義を生成する機能です。
DB連携定義ツールは、Windowsクライアント上で動作し、グローバルサーバのDB定義を入力として、DB連携定義を生成します。

DB定義

DB定義とは、DB連携定義ツールが入力するグローバルサーバのデータベースの定義を指します。
入力可能な定義を"表31.1 入力可能な定義"に示します。

表31.1 入力可能な定義

データベース種

DB連携定義ツールの入力情報

NDB

NDBの定義体のPRINT結果

COPYLIB

RDB

RDBの定義体のPRINT結果

VSAM

COPYLIB

[備考]  上記の情報をテキスト形式にしてDB連携定義ツールに入力します。テキスト形式のファイルを"DB定義ファイル"と呼びます。

入力定義の詳細は"33.3.1 DB定義の準備"を参照してください。

DB連携定義

DB連携定義とは、DB連携定義ツールが生成する定義を指します。
生成対象の定義を"表31.2 生成定義"に示します。
なお、逐次差分連携に必要な定義を"逐次差分連携定義"、初期連携に必要な定義を"初期連携定義"と呼びます。
また、グローバルサーバ向けの定義を"抽出定義"、オープンサーバ向けの定義を"反映定義"と呼びます。

表31.2 生成定義

DB連携定義ツールの出力情報

生成定義を利用するサーバ

DB連携定義

逐次差分連携定義

抽出定義

TJNLのジャーナル定義

グローバルサーバ

TJNLのジャーナル利用定義

TJNLの項目補助定義

反映定義

TROのDBサービス定義

オープンサーバ

反映先データベースの表定義(RDB表定義)

初期連携定義

抽出定義

DB-EXPRESSの実行制御文

グローバルサーバ

DB-EXPRESSの定義制御文

DB-EXPRESSが利用するADL定義

反映定義

LinkexpressのDBサービス定義

オープンサーバ

DB連携定義ツールの位置付け

DB連携定義ツールの位置付けを"図31.1 DB連携定義ツールの位置付け"に示します。

以下についてはサポート外となりますのでご注意願います。

図31.1 DB連携定義ツールの位置付け