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Linkexpress Transactional Replication option V5.0L60 説明書
FUJITSU Software

33.3.1 DB定義の準備

以下の手順でDB定義を準備します。

  1. DB定義の採取(グローバルサーバ側)

  2. Windowsクライアントへの転送

DB定義の採取(グローバルサーバ側)

グローバルサーバ側で連携対象のDBについてDB定義を採取し、DB連携定義ツールの入力とします。
入力可能な定義を"表33.8 DB定義"に示します。

表33.8 DB定義

データベース種

DB連携定義ツールの入力情報

NDB

AIMのJXDDDMSユーティリティによる定義体のPRINT結果(PRINT制御文にSCHEMAを指定)。
JXDDDMSユーティリティについては"OSIV/MSP AIMユーティリティ使用手引書"または"OSIV/XSP AIMユーティリティ使用手引書"を参照してください。

COPYLIB。COPYLIBはデータベースの項目を定義するPICTURE句(COBOL登録集など)の原文。PICTURE句やCOBOL登録集については"COBOL文法書"を参照してください。

RDB

Symfoware/RDBのJYQDDUTYユーティリティによる定義体のPRINT結果(PRINT DEFINITION文にメタデータベース名またはスキーマ名と、"FULL"を指定)。
JYQDDUTYユーティリティについては"OSIV SymfoWARE Server RDBユーザーズガイド"を参照してください。

VSAM

COPYLIB。COPYLIBはデータベースの項目を定義するPICTURE句(COBOL登録集など)の原文。PICTURE句やCOBOL登録集については"COBOL文法書"を参照してください。

[備考]  上記の情報をテキスト形式にしてDB連携定義ツールに入力します。

Windowsクライアントへの転送

採取したDB定義をファイル転送機能を使用して、Windowsクライアントに転送します。
転送したDB定義の留意事項を"表33.9 DB定義の留意事項"に示します。

表33.9 DB定義の留意事項

分類

留意事項

ファイルの形式

入力するDB定義は文字コードがシフトJISのテキストファイル(拡張子が"txt")としてください。

ファイル名

COPYLIBのファイル名は、以下の名前と重ならないようにしてください。

  • ネットワークデータベースのスキーマ名

  • Symfoware/RDBのスキーマ名

ファイルの作成単位

入力するDB定義は以下の各々を別のファイルとして用意して入力してください。なお、同じデータベース種のものは1つのファイル内にまとめて入力することもできます。

  • ネットワークデータベースの定義体のPRINT結果

  • Symfoware/RDBの定義体のPRINT結果

  • AIM/VSAMデータセットのCOPYLIB

  • ネットワークデータベースのCOPYLIB

その他

1つのプロジェクト内に入力するDB定義は、同じAIMディレクトリ配下でかつ同じMD配下(Symfoware/RDBを使用する場合)のものを入力してください。複数のAIMディレクトリまたはメタデータベースが存在する場合はプロジェクトを複数個作成し、各々のプロジェクトへ入力してください。

DB定義の内容は編集せずに入力してください。編集した場合、DB連携定義ツールにて定義を正確に認識できなくなる原因となります。