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Linkexpress Transactional Replication option V5.0L60 説明書
FUJITSU Software

28.2.2 運用

クラスタシステムのほとんどの操作は、Web-Based Admin Viewにより行います。Web-Based Admin Viewの詳細については、"PRIMECLUSTER 導入運用手引書"を参照してください。クラスタシステムの基本的な運用の流れについて、"図28.13 クラスタシステムでの運用の流れ"に示します。

図28.13 クラスタシステムでの運用の流れ

クラスタアプリケーションの起動

クラスタアプリケーションを起動します。これにより、同一クラスタアプリケーション内で設定された起動優先度に従ってデータベースシステム(Symfoware/RDBを使用する場合はSymfoware/RDB、Oracleを使用する場合はTNSリスナーとOracleインスタンス)、TRM、JournalTransfer、TROが起動されます。クラスタアプリケーションの起動は、Web-Based Admin Viewを使用して行います。

復旧作業

異常が発生したノード上では、ハードウェアやソフトウェアの障害が発生しています。その原因を取り除いてください。

クラスタアプリケーションの復旧

異常が発生したノード上のクラスタアプリケーションは、Faulted状態になっていることがあります。Faulted状態の場合は、Faultのクリア操作を行ってください。Faultのクリア操作は、Web-Based Admin Viewを使用して行います。

切替え

必要に応じて切替えを行い、スタンバイクラスの再配置を行ってください。切替えは、Web-Based Admin Viewを使用して行います。

クラスタアプリケーションの停止

クラスタアプリケーションを停止します。クラスタアプリケーションの停止により、データベースシステム(Symfoware/RDBを使用する場合はSymfoware/RDB、Oracleを使用する場合はTNSリスナーとOracleインスタンス)、TRM、JournalTransfer、TROが停止します。クラスタアプリケーションの停止は、Web-Based Admin Viewを使用して行います。