JournalTransferシステムが動作するために必要な環境について説明します。
JournalTransferシステムが動作するために以下のTRMのメッセージキュー環境を作成する必要があります。
TRMのシステム環境
TRMのメッセージキュー
CKPTファイル
JournalTransferシステムが動作するために必要なTRMシステム環境の作成について説明します。
詳細については、“第17章 環境作成”を参照してください。
TRMのシステム環境の指定項目を、“表23.5 TRMのシステム環境の指定項目”に示します。その他の指定項目については環境に応じた適切な値を設定してください。
セクション | キーワード | 指定内容 |
---|---|---|
Transaction | Max_Size | 送信ブリッジノードを持つJournalTransferシステム1つあたり、以下の数式で算出される容量以上が必要です。 |
JournalTransferシステムが動作するために必要なTRMのメッセージキュー作成について説明します。
TRMのメッセージキューの作成は、TRM操作コマンドのtrmqdcrtqコマンドを使用して行います。trmqdcrtqコマンドについては、“20.2.5 trmqdcrtq (メッセージキューの作成)”を参照してください。
TRMメッセージキュー作成のためのtrmqdcrtqコマンドの指定項目を、“表23.6 TRMメッセージキュー作成のためのtrmqdcrtqコマンドの指定項目”に示します。その他の指定項目については環境に応じた適切な値を設定してください。
項目 | オプション | 説明 |
---|---|---|
TRMシステム名 | -s | JournalTransferシステムが使用するTRMシステム名を指定してください。 |
メッセージ長 | -l | “MAX_MESSAGE_SIZE+780”(Byte)以上を指定してください。 |
メッセージキュー名 |
| “8文字以内の英数字とアンダースコア”でメッセージキュー名を指定します。 |
JournalTransferシステムが動作するために必要なCKPTファイルの作成について説明します。
JournalTransferシステムのCKPTファイルは、TRMのメッセージキューとして作成します。
TRMのメッセージキューの作成は、TRM操作コマンドのtrmqdcrtqコマンドを使用して行います。trmqdcrtqコマンドについては、“20.2.5 trmqdcrtq (メッセージキューの作成)”を参照してください。
CKPTファイル作成のためのtrmqdcrtqコマンドの指定項目を、“表23.7 CKPTファイル作成のためのtrmqdcrtqコマンドの指定項目”に示します。
項目 | オプション | 指定説明 |
---|---|---|
TRMシステム名 | -s | JournalTransferシステムが使用するTRMシステム名を指定してください。 |
メッセージ長 | -l | 送信ブリッジノードが使用するCKPTファイルのメッセージ長は、以下の値のうち大きいほうの値以上を指定してください。 |
CKPTファイルのキュー名 |
| SYSTEM_INFORMATIONセクション定義のIDENT_NAMEとBRIDGE_INFORMATIONセクション定義のBRIDGE_NAMEをアンダースコアで結合した文字列を指定してください。 |