TRMを使用するためには、まず、TRMを起動する必要があります。
SolarisサーバまたはLinuxサーバの場合
TRMの起動は、trmqdstrコマンドを使用して行います。trmqdstrコマンドの詳細については"20.2.3 trmqdstr (TRMの起動)"を参照してください。
以下にtrmqdstrコマンドの入力例を示します。
trmqdstr |
Windowsサーバの場合
TRMはWindowsのサービスとして動作します。このため、TRMの起動は以下のいずれかの方法で行います。
1. [サービス]画面を開きます。
2. サービスの一覧から以下を選択し、[プロパティ]のダイアログを開きます。
Transactional Replication MessageQueueDirector TRMシステム名 |
TRMシステム名は、trmqdsetupコマンド実行時に指定した-sオプションの値です。
3. [全般]タブの[開始]を押します。
以下の操作を行うことにより、Windowsシステムの起動時に自動的にTRMが起動するようになります。
1. [サービス]画面を開きます。
2. サービスの一覧から以下を選択し、[プロパティ]のダイアログを開きます。
Transactional Replication MessageQueueDirector TRMシステム名 |
3. [プロパティ]の[全般]タブの[スタートアップの種類]を"自動"に変更したあと、[適用]を押します。
サービスの[プロパティ]の[ログオン]タブの[ログオン]は、"ローカル システム アカウント"のままとしてください。