TRMのシステム環境を作成します。
TRMのシステム環境を作成するときに、以下の情報を指定します。
TRMシステム名
TRM環境定義ファイル名
TRM利用者グループ名
TRMシステム名とは、TRMのシステムを識別するための名前です。この単位でTRMを運用します。運用の詳細については、"第18章 運用"を参照してください。
TRMのシステム環境の作成は、trmqdsetupコマンドを使用して行います。trmqdsetupコマンドの詳細については"20.2.1 trmqdsetup (TRMのシステム環境の作成)"を参照してください。
以下にtrmqdsetupコマンドの入力例(SolarisサーバまたはLinuxサーバの場合)を示します。
trmqdsetup -s TRM001 -f /trm/def/TRM001.def -g trmqdusers |
TRMのシステム環境を作成することにより、WindowsのサービスとしてTRMが登録されます。サービス名は以下のとおりです。
Transactional Replication MessageQueueDirector TRMシステム名 |