TRMを使用するためには、事前に以下の環境変数を設定しておく必要があります。
LANG
PATH
"表17.1 環境変数一覧"に環境変数の意味と設定内容を示します。
環境変数 | 意味 | 設定内容 | 設定内容の説明 |
---|---|---|---|
LANG | 使用言語 |
| メッセージとして出力するコードを設定します。 本値は"/etc/default/init"で示されるデフォルトのLANGと同じ値にしてください。 LC_ALLやLC_MESSAGESがデフォルトのロケールや環境変数として設定されている場合は、LANGよりも優先されます。優先順位は、LC_ALL→LC_MESSAGES→LANGとなります。 また、LC_ALLやLC_MESSAGESの値が空の状態で存在する場合(例:"env | grep LC_ALL"の結果が"LC_ALL=")、値として"C"が設定されていると解釈されるため、メッセージとして英語が出力されます。 |
| メッセージとして出力するコードを設定します。 本値は"/etc/sysconfig/i18n"で示されるデフォルトのLANGと同じ値にしてください。 LC_ALLやLC_MESSAGESがデフォルトのロケールや環境変数として設定されている場合は、LANGよりも優先されます。優先順位は、LC_ALL→LC_MESSAGES→LANGとなります。 なお、システムログに出力されるメッセージは、システム上の設定に関係なく英文となります。 | ||
PATH | 実行パス名 | "/usr/sbin"が設定されていなければ、現在の設定に追加してください。 | TRMコマンドを実行するために必要です。 |