ページの先頭行へ戻る
Linkexpress Transactional Replication option V5.0L60 説明書
FUJITSU Software

17.1.1 環境変数の設定

TRMを使用するためには、事前に以下の環境変数を設定しておく必要があります。

"表17.1 環境変数一覧"に環境変数の意味と設定内容を示します。

表17.1 環境変数一覧

環境変数

意味

設定内容

設定内容の説明

LANG

使用言語


ja_JP.eucJP
ja_JP.PCK
ja_JP.UTF-8

メッセージとして出力するコードを設定します。

本値は"/etc/default/init"で示されるデフォルトのLANGと同じ値にしてください。

LC_ALLやLC_MESSAGESがデフォルトのロケールや環境変数として設定されている場合は、LANGよりも優先されます。優先順位は、LC_ALL→LC_MESSAGES→LANGとなります。

また、LC_ALLやLC_MESSAGESの値が空の状態で存在する場合(例:"env | grep LC_ALL"の結果が"LC_ALL=")、値として"C"が設定されていると解釈されるため、メッセージとして英語が出力されます。


ja_JP.eucJP
ja_JP.UTF-8

メッセージとして出力するコードを設定します。

本値は"/etc/sysconfig/i18n"で示されるデフォルトのLANGと同じ値にしてください。

LC_ALLやLC_MESSAGESがデフォルトのロケールや環境変数として設定されている場合は、LANGよりも優先されます。優先順位は、LC_ALL→LC_MESSAGES→LANGとなります。

なお、システムログに出力されるメッセージは、システム上の設定に関係なく英文となります。

PATH

実行パス名

"/usr/sbin"が設定されていなければ、現在の設定に追加してください。

TRMコマンドを実行するために必要です。