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Linkexpress Transactional Replication option V5.0L60 説明書
FUJITSU Software

12.9.1 動作環境の変更

作成したTJNLの動作環境を変更できます。TJNLの動作環境変更は、以下の変更が発生した場合に行います。

動作環境の変更について説明します。

12.9.1.1 動作環境変更の手順

TJNLの動作環境は、TJNLの運用状態に関係なく変更できます。変更したTJNLの動作環境は、TJNLを再起動することにより有効となります。

TJNL動作環境の変更を行う手順を、"図12.32 TJNL動作環境の変更の手順"に示します。

図12.32 TJNL動作環境の変更の手順

12.9.1.2 動作環境変更の説明

以下の操作や動作環境変更の方法について説明します。

12.9.1.2.1 動作環境変更定義の作成

TJNLの動作環境変更定義を格納するファイルをTJNLの動作環境変更定義ファイルと呼びます。TJNLの動作環境変更定義ファイルは、TJNLの環境作成時に使用した環境定義ファイルの一部を使用するか、ユーザが任意の通常ファイル上にテキストファイルとして作成します。

TJNLの動作環境変更定義ファイルは、viコマンドなど(Windowsではメモ帳など)の編集ツールを使用して作成してください。TJNLの動作環境変更定義の記述方法の詳細については、"12.9.1.3 動作環境変更定義の記述"を参照してください。

12.9.1.2.2 動作環境の変更

TJNLの動作環境の変更は、tjnlcstmコマンドを使用して行います。tjnlcstmコマンドの詳細は、"12.10.3.3 tjnlcstm(TJNLの動作環境を変更する)"を参照してください。

以下に、tjnlcstmコマンドの入力例を示します。


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    tjnlcstm -f /tjnl/def/TJNLcstm.def
------------------------------------------------

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    tjnlcstm -f c:\tjnl\def\TJNLcstm.def
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12.9.1.3 動作環境変更定義の記述

TJNLの動作環境変更定義ファイルには、環境作成時に指定した[TJNLDefinition]セクションを指定することが可能です。

[TJNLDefinition]セクションに指定することができるキーワードや値の詳細については、"12.4.4 環境定義の記述"を参照してください。なお、キーワードを省略した場合は、値の変更は行われません。