ページの先頭行へ戻る
Systemwalker Centric Manager メッセージ説明書
FUJITSU Software

2.77 MpOpmlnで始まるメッセージ


MpOpmln: エラー: 1: Systemwalker Centric Managerが起動されていません。運用管理サーバ上でSystemwalker Centric Managerを再起動してください。(詳細コード=%1, %2)

【メッセージの意味】

Systemwalker Centric Managerが起動されていません。

【パラメタの意味】

%1: エラー番号またはObjectDirector例外クラス名

%2: ObjectDirectorエラーマイナーコード

【対処方法】

運用管理サーバ上で、Systemwalker Centric Managerを再起動してください。Systemwalker Centric Managerの再起動方法については、“対処方法の各手順”の“Systemwalker Centric Managerの起動/停止”を参照してください。

MpOpmln: エラー: 2: Systemwalker Centric Managerのセットアップが実行されていないか、通信エラーが発生しています。(詳細コード=%1, %2)

【メッセージの意味】

Systemwalker Centric Managerのセットアップが実行されていないため、通信エラーが発生しています。

【パラメタの意味】

%1: エラー番号またはObjectDirector例外クラス名

%2: ObjectDirectorエラーマイナーコード

【対処方法】

Systemwalker Centric Managerが正常にセットアップされているか、以下の観点で確認してください。

  • Systemwalkerのインストール時、または環境作成(MpFwSetup)時にエラーが出力されていなかったか。

  • プロセスの動作状況表示コマンド(mppviewc)を使用して、運用管理サーバの各プロセスが正常に動作しているかどうか。

Systemwalker Centric Managerのセットアップが実行されていない場合、セットアップを実行し、Systemwalker Centric Managerを再起動してください。正常にセットアップされている場合は、保守情報収集ツールを使用し、[フレームワーク]と[イベント監視]の資料を採取して、技術員に連絡してください。mppviewc(プロセスの動作状況表示コマンド)の詳細については、"Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル"を参照してください。Systemwalker Centric Managerの再起動方法および保守情報収集ツールの使用方法については、“対処方法の各手順”の“Systemwalker Centric Managerの起動/停止”および“保守情報の収集方法”を参照してください。

MpOpmln: エラー: 3: システムエラーが発生しました。(詳細コード=%1, %2)

【メッセージの意味】

システムエラーが発生しました。

【パラメタの意味】

%1: エラー番号またはObjectDirector例外クラス名

%2: ObjectDirectorエラーマイナーコード

【対処方法】

保守情報収集ツールを使用し、[フレームワーク]と[イベント監視]の資料を採取して、技術員に連絡してください。保守情報収集ツールの使用方法については、“対処方法の各手順”の“保守情報の収集方法”を参照してください。

MpOpmln: エラー: 1000: メモリ不足です

【メッセージの意味】

メモリ不足のため、サーバ間連携の処理が続行できません。

【対処方法】

ページファイルのサイズを拡張するか、メモリを増設してください。

MpOpmln: エラー: 1002: サーバ間連携定義の読込みに失敗しました

【メッセージの意味】

サーバ間連携定義ファイルの読み込みに失敗しました。

【対処方法】

[サーバ間連携定義]よりサーバ間連携定義が正しく定義されているか確認し、問題がある場合は修正してください。また、サーバ間連携の定義に問題がなければ、Systemwalkerインストールディレクトリ配下に読み込みのアクセス権があるかどうか確認し、アクセス権がない場合は付加してください。

  • UNIX版の場合:

    lsコマンドによるアクセス権の確認

  • Windows版の場合:

    エクスプローラによるアクセス権の確認

対処を行った場合は、Systemwalker Centric Managerを再起動してください。

上記のいずれにも該当しない場合は、保守情報収集ツールを使用し、[フレームワーク]と[イベント監視]の資料を採取して、技術員に連絡してください。Systemwalker Centric Managerの再起動方法および保守情報収集ツールの使用方法については、“対処方法の各手順”の“Systemwalker Centric Managerの起動/停止”および“保守情報の収集方法”を参照してください。

MpOpmln: エラー: 1004: %1でエラーが発生しました (%2)

【メッセージの意味】

システム標準提供のライブラリ関数、システムコールの実行に失敗しました。

【パラメタの意味】

%1: システムコール、標準ライブラリ関数、または内部ライブラリ関数の名称

%2: 失敗した原因を示す詳細情報

【対処方法】

  • パラメタの意味(システムコール、標準ライブラリ関数または内部ライブラリ関数の名称)に「bind」、パラメタの意味(失敗した原因を示す詳細情報)に「1,bind,10048,AR_bind,100」または「1,bind,125,AR_bind,200」と表示されている場合

    Systemwalker Centric Manager で使用するポートが、他のアプリケーションによってすでに使われています。以下のように対処してください。

    • すでに使用されているポート番号(9344/tcp)を使用するポートが重ならないようにしてください。

      Systemwalker Centric Manager 側の使用するポートを変更する場合、“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”を参照してください。

      9344: servicesファイルに、サービス名“opmgrln”で定義されたポート番号

    対処後は、Systemwalker Centric Managerの再起動を実施してください。

    なお、ポート番号の変更は、通信相手となる各サーバまたはクライアントでも必要です。ポート番号ごとでの通信相手となるサーバ・クライアントの種別については“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”を参照してください。

  • 上記以外の場合

    Systemwalker Centric Managerを再起動してください。再現する場合は、保守情報収集ツールを使用し、[フレームワーク]と[イベント監視]の資料を採取して、技術員に連絡してください。Systemwalker Centric Managerの再起動方法および保守情報収集ツールの使用方法については、“対処方法の各手順”の“Systemwalker Centric Managerの起動/停止”および“保守情報の収集方法”を参照してください。

MpOpmln: エラー: 1005: %1でエラーが発生しました

【メッセージの意味】

システム標準提供のライブラリ関数、システムコールの実行に失敗しました。

【パラメタの意味】

%1: システムコール、標準ライブラリ関数、または内部ライブラリ関数の名称

【対処方法】

Systemwalker Centric Managerを再起動してください。再現する場合は、保守情報収集ツールを使用し、[フレームワーク]と[イベント監視]の資料を採取して、技術員に連絡してください。Systemwalker Centric Managerの再起動方法および保守情報収集ツールの使用方法については、“対処方法の各手順”の“Systemwalker Centric Managerの起動/停止”および“保守情報の収集方法”を参照してください。

MpOpmln: エラー: 1007: 内部動作異常が発生しました

【メッセージの意味】

内部動作異常が発生しました。

【対処方法】

保守情報収集ツールを使用し、[フレームワーク]と[イベント監視]の資料を採取して、技術員に連絡してください。保守情報収集ツールの使用方法については、“対処方法の各手順”の“保守情報の収集方法”を参照してください。

MpOpmln: 警告: 1008: 連携先システム(%1) で監視システムが存在しません

【メッセージの意味】

連携先システムで監視システムが存在しません。

【パラメタの意味】

%1: 連携先システム名

【対処方法】

[サーバ間連携定義]から、該当する連携先システムの定義に対して[連携情報受信]を行うか、[被監視システムに関係なく連携する]チェックボックスを有効にしてください。

MpOpmln: 警告: 1010: 未送信データの個数が指定した数を超えた為、データ(監視イベント番号=%1)は破棄されました (%2)

【メッセージの意味】

サーバ間連携機能で、連携先システムへの未送信データの個数が保存データ数(注)を超えたため、古いデータを破棄し、最新のデータを保存しました。

注) [サーバ間連携定義]-[詳細]-[保存データ数]に指定された値

【パラメタの意味】

%1: 破棄したデータの監視イベント番号

%2: 連携先システム名

【対処方法】

  • 連携先システムでSystemwalker Centric Managerが動作していますか?

    →動作していなければ、連携先システムでSystemwalker Centric Managerを起動してください。

  • 連携先システムでプロセス「f1egoplm.exe」が動作していますか?

    • 動作していない場合、UNIX版ではシスログ、Windows版ではイベントログ(アプリケーション)に、MpOpmlnで始まるエラーメッセージが出力されていませんか?

      →出力されている場合は、該当メッセージの対処方法に従って対処してください。

  • ネットワークイベント(MpCNapplで始まるメッセージ)を大量に対処していませんか?

    →このイベントに対するサーバ間連携処理は、連携先システムにおけるSystemwalker Centric Managerに負荷を与えます。そのため、大量に対処した場合、連携先システムへの未送信データ(対処連携依頼データ)が滞留し、保存データ数を超える場合があります。

    →大量のネットワークイベントを同時に対処する必要ができた場合は、監視イベント一括対処(ustatusall)コマンドを使用し、両サーバで対処を行ってください。

上記いずれにも該当しない場合、保守情報収集ツールを使用し、[フレームワーク]と[イベント監視]の資料を採取して、技術員に連絡してください。保守情報収集ツールの使用方法については、“対処方法の各手順”の“保守情報の収集方法”を参照してください。

MpOpmln: エラー: 1022: 通信異常が発生しました

【メッセージの意味】

他システムとの通信でタイムアウトが発生しました。

【対処方法】

他システムが動作しているか、他システムと通信が可能な状況になっているのかをpingコマンド等を使用し確認し、通信異常となった原因を取り除いてください。

[Windows]
MpOpmln: エラー: 1025: ソフトウェア登録レジストリの読込みに失敗しました

【メッセージの意味】

レジストリのオープン、またはオープンレジストリキーに関連付けられている指定された値名の種類とデータの取得に失敗しました。

【対処方法】

保守情報収集ツールを使用し、[フレームワーク]と[イベント監視]の資料を採取して、技術員に連絡してください。保守情報収集ツールの使用方法については、“対処方法の各手順”の“保守情報の収集方法”を参照してください。

MpOpmln: 警告: 1026: トレースファイルの書込みに失敗しました (%1)

【メッセージの意味】

トレースファイルの書き込みに失敗しました。

【パラメタの意味】

%1: 書き込みに失敗したトレースファイル名

【対処方法】

ディスクの空き容量を確認し十分な領域を確保した後、Systemwalker Centric Managerを再起動してください。再現する場合は、保守情報収集ツールを使用し、[フレームワーク]と[イベント監視]の資料を採取して、技術員に連絡してください。Systemwalker Centric Managerの再起動方法および保守情報収集ツールの使用方法については、“対処方法の各手順”の“Systemwalker Centric Managerの起動/停止”および“保守情報の収集方法”を参照してください。

MpOpmln: エラー: 1029: 連携情報ファイルの読込みに失敗しました (連携先システム=%1)

【メッセージの意味】

連携情報ファイルの読み込みに失敗しました。

【パラメタの意味】

%1: 連携先システム名

【対処方法】

Systemwalkerインストールディレクトリ配下が読み込みのアクセス権があるかどうか確認し、ない場合は付加してください。対処を行った場合は、Systemwalker Centric Managerを再起動してください。アクセス権に問題がない場合、または、このメッセージが繰り返し出力されるようであれば、保守情報収集ツールを使用し、[フレームワーク]と[イベント監視]の資料を採取して、技術員に連絡してください。Systemwalker Centric Managerの再起動方法および保守情報収集ツールの使用方法については、“対処方法の各手順”の“Systemwalker Centric Managerの起動/停止”および“保守情報の収集方法”を参照してください。

MpOpmln: 警告: 1030: 未送信データ保存ファイル (%1) の読込みに失敗しました

【メッセージの意味】

連携先システムへの未送信データ保存ファイルの読み込みに失敗しました。

【パラメタの意味】

%1: 未送信データ保存ファイル名

【対処方法】

連携先システムの[監視イベント一覧]から、手動でイベントを対処してください。

MpOpmln: 警告: 1031: 未送信データ保存ファイル (%1) の書込みに失敗しました

【メッセージの意味】

連携先システムへの未送信データ保存ファイルの書き込みに失敗しました。

【パラメタの意味】

%1: 未送信データ保存ファイル名

【対処方法】

連携先システムの[監視イベント一覧]から、手動でイベントを対処してください。

MpOpmln: 警告: 1032: データベース更新処理でタイムアウトが発生したため、連携データが破棄された可能性があります。

【メッセージの意味】

データベース更新処理でタイムアウトが発生したため、サーバ間連携のデータが反映されませんでした。タイムアウトが発生する可能性として、大量にイベントが発生している場合が考えられます。

【対処方法】

[メッセージ一覧]で下位システムからイベントが大量に通知されていないかなどを確認し、大量に通知されている場合は、その原因を取り除いてください。問題がない場合は、保守情報収集ツールを使用し、[フレームワーク]と[イベント監視]の資料を採取して、技術員に連絡してください。保守情報収集ツールの使用方法については、“対処方法の各手順”の“保守情報の収集方法”を参照してください。

MpOpmln: 警告: 1033: 連携先システム(%1) への接続リトライを開始します。

【メッセージの意味】

連携データを送信するため連携先システムへの接続を行いましたが、接続できなかったためリトライ処理を行います。

本メッセージは、連携先システムへの一次接続要求、および二次接続要求それぞれの初回の接続失敗時に出力されます。

ネットワークを監視している場合、SNMPトラップのメッセージを対処すると、サーバ間連携ではすべての連携先サーバへ情報を通知します。そのため、該当ネットワークを監視していないシステムに対しても本メッセージが出力されます。

【パラメタの意味】

%1: 連携先システム名

【対処方法】

連携先システムのSystemwalker Centric Managerが停止していないかどうか確認し、停止している場合は起動してください。

MpOpmln: 警告: 1034: サイト名(%1)の付加により最大長(128バイト)を超えるホスト(ホスト名:%2)のデータは正しく処理ができません。サイト名とホスト名を合わせ128バイト以下になるよう、サイト名、ホスト名を見直してください。

【メッセージの意味】

“サイト名”を設定した場合、全体監視サーバでは被監視システムのホスト名は“サイト名”+“ドット一文字”+“被監視システムから通知されたホスト名”と認識します。この場合、ホスト名の長さが128バイトを超えた部分については、削除して処理を行うため正しい処理を行うことができません。

サイト名とホスト名を合わせて128バイト以下になるよう“サイト名”、被監視システムで設定している“ホスト名”の見直しを行ってください。

【パラメタの意味】

%1: 問題となっているホストに定義されているサイト名

%2: 問題となっているホストのホスト名

【システムの処理】

ホスト名が128バイトを超えた場合、以下のように処理を行います。

  • ノード:

    ホスト名の129バイト名以降が異なる被監視システムが存在しても、同一ノードとして扱われます。

  • メッセージ:

    メッセージ発生元ホスト名が、ホスト名+ドット+ホスト名とした後に、129バイト以降を削除したホスト名となります。

  • リモートコマンドの発行:

    該当する被監視システムと、その下位サーバに対するリモートコマンドの発行が失敗します。

  • 運用形態名による監視:

    該当する被監視システムと、その下位サーバに位置するクラスタシステムを運用形態名で正しく監視することができません。

  • サーバ間連携:

    サーバ間連携を実施しているシステム間で、該当する被監視システムのイベントの状態(対処状況、対応者、メモ)の同期が正しくされません。

【対処方法】

メッセージ中のサイト名、ホスト名、IPアドレスより問題となっているホストを特定し、定義を確認してください。

被監視システムのホスト名を“サイト名”+“ドット一文字”+“被監視システムから通知されたホスト名”とした時に、ホスト名長が128バイト以内になるように、“サイト名”または、被監視システムで設定している“ホスト名”を変更してください。

“サイト名”の変更方法は、“Systemwalker Centric Manager 全体監視適用ガイド”を参照してください。

被監視システムで設定している“ホスト名”を変更する際は、“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”を参照してください。

MpOpmln: エラー: 1035: サーバ間連携機能(サービス名:opmgrln)のポート番号(%1)が既に使用されています。別の番号をネットワーク内で一意になるように設定し直してください(全ての運用管理サーバでの変更が必要です)。

【メッセージの意味】

Systemwalker Centric Managerのサーバ間連携機能(サービス名:opmgrln)で使用するポート番号が、他のアプリケーションによってすでに使われています。

【パラメタの意味】

%1: サーバ間連携機能のポート番号

【システムの処理】

サーバ間連携機能が異常終了します。

複数の運用管理サーバ間で、監視イベントの状態(対処状況、対応者、メモ)の同期がとれなくなります。

【対処方法】

“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”の“ポート番号”を参照して、サーバ間連携機能(サービス名:opmgrln)のポート番号を、他のアプリケーションと重ならないポート番号に変更してください。

MpOpmln: 情報: 1036:  %1への再接続処理が完了しました

【メッセージの意味】

連携先システムへの接続処理に失敗した後の再接続処理が完了しました。

【パラメタの意味】

%1: 連携先システム名

【対処方法】

対処する必要はありません。