Windows Azure上の環境を変更する場合について説明します。
Windows Azure上の環境および“環境設定用コマンドと設定項目”で挙げたようなSystemwalker Operation Manager Windows Azure連携に必要な情報が変更された場合は、環境設定コマンドセットを使って、再度環境設定が必要です。
展開済みのデプロイメントの情報を変更する場合は、サービスパッケージおよびサービス構成ファイルを再作成してください。その後、管理ポータルサイトを使って設定するか、デプロイメント制御コマンド(jmcloudazdep configure)を使って設定する必要があります。
サブスクリプションを変更する場合
変更後のサブスクリプションに再度管理証明書を登録する必要があります。また、各種情報が変更になるため、以下の作業をしてください。
サービスパッケージファイルとサービス構成ファイルの再作成
環境設定コマンドセットで環境情報を再設定
ロールを変更する場合
クラウドジョブ実行エージェントが動作するロールを変更する場合は、“3.2.4.1 ロールの設計/作成”を参照し、変更後のロールでクラウドジョブ実行エージェントが動作するようにしてください。また、以下の作業をしてください。
環境設定コマンドセットで環境情報を再設定
Windows Azureストレージサービスを変更する場合
Windows Azure上のストレージサービスを変更することにより、各種情報が変更になるため、以下の作業をしてください。
環境設定コマンドセットで環境情報を再設定
サービスパッケージファイルとサービス構成ファイルの再作成
インスタンスの属性を変更する場合
Windows Azure上の展開済みデプロイメントのインスタンスの属性を変更する場合は、開発環境のVisual Studioでサービス構成ファイルの情報を変更してください。
業務アプリケーションを変更する場合
展開済みのサービスパッケージに同梱されているアプリケーションプログラムを変更する場合は、開発環境でVisual Studioに登録したアプリケーションプログラムを置き換えてください。手順については、“3.2.4.3 アプリケーションプログラムの同梱”および“3.2.4.5 Windows Azure展開用ファイルの作成”を参照してください。
置き換え後、管理ポータルサイトからデプロイメントを作成するか、再度デプロイメント制御コマンドでWindows Azure上に展開してください。