Systemwalker Operation Manager Windows Azure連携のアンインストールについて、場合に分けて説明します。
ロールからクラウドジョブ実行エージェントをアンインストール
ロールからクラウドジョブ実行エージェントをアンインストールする場合、インストーラによりアンインストールすることができません。以下のいずれか方法でアンインストール相当の作業を実施してください。また、クラウドジョブ実行エージェントが稼働中のままインスタンスが稼働していると課金が継続しますので、不要になった場合は以下のいずれかを実施してください。
クラウドジョブ実行エージェントが稼働しているデプロイメントをデプロイメント制御コマンド(削除:jmcloudazdep delete)により削除してください。
以下の手順に従い、実行してください。
クラウドジョブ実行エージェントが定義されたロールのプロジェクトからクラウドジョブ実行エージェントの削除と、jmcloudazje.exeの呼び出し処理を削除します。
Windows Azureプロジェクトからクラウドジョブ実行エージェントを削除する
Visual Studioのソリューションエクスプローラーから“jmcloudazje.exe”を選択し、右クリックして[削除]を選択します。
jmcloudazje.exeの呼び出し処理を削除する
WorkerRoleクラスから“jmcloudazje.exe”を呼び出している行を削除します。“3.2.4.1 ロールの設計/作成”で示した例の場合は、以下の行を削除します。
Process.Start(@"jmcloudazje.exe"); |
展開済みのデプロイメントを1.で修正したロールと置き換えます。
展開済みのデプロイメントをデプロイメント制御コマンド(削除:jmcloudazdep delete)により削除してください。その後、1.のロールの修正により作成されたサービスパッケージファイルおよびサービス構成ファイルを指定して、デプロイメント制御コマンド(作成:jmcloudazdep create)により、デプロイメントを作成してください。
スケジュールサーバ環境におけるアンインストール
スケジュールサーバ環境にインストールされているWindows Azure連携機能をアンインストールします。
[コントロールパネル]の[プログラムの追加と削除]または[プログラムと機能]で、以下を選択して削除してください。
Systemwalker Operation Manager(Windows Azure連携機能)
アンインストールしても、Windows Azure連携機能インストールディレクトリは残ります。また、以下の構成は環境により残る場合があります。必要に応じて手動で削除してください。
[Windows Azure連携機能インストールディレクトリ]\mpjmcloud\data |
開発環境におけるアンインストール
開発環境にインストールされているクラウドジョブ実行機能をアンインストールします。
[コントロールパネル]の[プログラムの追加と削除]または[プログラムと機能]で、以下を選択して削除してください。
Systemwalker Operation Manager(クラウドジョブ実行機能)