名前
httpd - Webサーバの起動/停止/サービスの登録/サービスの削除
形式
httpd -k start [-n servicename]
httpd -k stop [-n servicename]
httpd -k install [-n servicename] [-f configfilename]
httpd -k uninstall [-n servicename]
httpd -k start [-f configfilename]
httpd -k stop [-f configfilename]
機能説明
本コマンドは、Webサーバの起動、停止、およびサービスの登録、削除などを行います。
本コマンドのオプションとパラメタを以下に示します。
以下のパラメタを指定します。
Webサーバ起動時に指定します。
Webサーバ停止時に指定します。
Webサーバのサービス登録時に指定します。
Webサーバのサービス削除時に指定します。
サービス名を、182バイト以内の文字列で指定します。半角英数字、および以下を除く記号を使用できます。
スラッシュ(/)
バックスラッシュ(\)
本オプションを省略した場合、省略値は「Apache2.2」となります。
環境定義ファイル(httpd.conf)を、絶対パスで指定します。
本オプションを省略した場合、省略値は以下となります。
(インストールパスはデフォルト)
C:\Interstage\F3FMahs\conf\httpd.conf
/opt/FJSVahs/conf/httpd.conf
注意事項
本コマンドは、管理者権限で実行してください。
上記のオプション以外にも、Apache HTTP Server Version 2.2で提供されている本コマンドのオプションを使用できます。本コマンドの詳細については、「Apache HTTP サーバ バージョン 2.2 ドキュメント」を参照してください。
ただし、以下の機能を使用する場合は、-kオプションのrestartパラメタおよびgracefulパラメタを使用できません。
Webサーバコネクタ(Interstage HTTP Server 2.2用)
Interstageシングル・サインオン(業務サーバ)
Webサーバのサービス名には、日本語サービス名を登録できません。-kオプションにinstallを指定してサービスを登録する際、-nオプションに指定するサービス名として、日本語のサービス名を指定しないでください。万が一、日本語のサービス名を登録してしまった場合は、「9.3 複数Webサーバ使用時の異常」の「Webサーバのサービス登録時、メッセージに文字化けした異常なサービス名が表示される」を参照して対処してください。
-kオプションにinstallを指定してサービスを登録し、サービス登録成功を示すメッセージのあとに本コマンドのUsageが出力される場合は、オプションを誤って指定した可能性があります。「9.3 複数Webサーバ使用時の異常」の「Webサーバのサービス登録時、メッセージのあとに、httpdコマンドのUsageが出力される」を参照して対処してください。
使用例
Webサーバを起動します。
C:\Interstage\F3FMahs\bin\httpd.exe -k start -n "Interstage HTTP Server 2.2"
Webサーバを停止します。
C:\Interstage\F3FMahs\bin\httpd.exe -k stop -n "Interstage HTTP Server 2.2"
複数Webサーバを作成する場合に、Webサーバのサービスを登録します。
C:\Interstage\F3FMahs\bin\httpd.exe -k install -n "サービス名" -f "<Webサーバ資源の格納ディレクトリ>\conf\httpd.conf"
複数Webサーバを削除する場合に、Webサーバのサービスを削除します。
C:\Interstage\F3FMahs\bin\httpd.exe -k uninstall -n "サービス名"
Webサーバを起動します。
/opt/FJSVahs/bin/httpd -k start -f /opt/FJSVahs/conf/httpd.conf
Webサーバを停止します。
/opt/FJSVahs/bin/httpd -k stop -f /opt/FJSVahs/conf/httpd.conf